Lost season 2 |

マンゴー6つで4ドルなんて、お値打ちとしかいいようがありません。
”Lost season 2” 観終わりました。
南太平洋に浮かぶ島に旅客機が墜落して始まったサバイバルゲーム。
それは悲劇かのようでありながら、重い過去を背負う多くのひとにとっては、救済なのかもしれないー。

島で食べ繋ぐには、ミステリアスな方法で食料が供給されるのですが、魚を獲ったり自生するマンゴーやココナッツを採っている。
海辺で遊ぶポーカーの賭け金のかわりにマンゴーを賭けたり。
こちらがわの社会で用を成すものが、ここでは意味を持たない。
こどもが休んでからDVDを観れば、たいがいジムかわたしのどちらかが、先に眠ってしまって、片方が眠ってしまったほうよりも、ストーリーの先を知ることになります。
わたしが先に眠り込んでしまった翌朝、ジムに、
”どこまで観た?”
と訊いたら、
”信じられないことが起きて、あんまりショックで・・・・”
と茫然自失(ちょっと大げさですが、かなり当たっている)。
アナ・ルシアというキャラクターが殺されたことをジムは言っていて、ジム、彼女をかなり気に入っていたらしいのですよ。

ロストを観るうちに、ここにあるものを何もかも忘れて、こんな島に住むのもいいと呑気な思いに駆られます。
こういう環境で、わたし、けっこうやっていけそうに思うのですが、甘いでしょうか。
現実には無茶な話ですから、わたしのロストごっこは、せめてマンゴーを食べるくらいが精一杯。
このドラマには韓国人の夫婦という設定のキャラクターがいます。
最初は存在感が薄くて、容姿も抜きん出ていると思えなかったのですが、ストーリーが進むにつれて、このふたりがとてもいいのです。
どんどん輝いていく。
DVDではすでに、season 4まででているという”Lost”はしばしお休みして、
”Dexter"のseason1を観ます。
これもまた異色のちょっと物騒なストーリー。
きょうはバレンタイン・デイ。
こどもが休んだら、連続殺人を題材にしたドラマシリーズを観るのが楽しみ、というのは、ロマンチックとは言いませんね


