2008年 09月 25日
小さな布かばん |
友人のコリーンは、カーテン、ベッドカバー、クッションなどをカスタムデザインする仕事をしています。
顧客に見せる布のサンプルは、ある期間を過ぎると無効になり、処分することになるのを、わたしがもらいました。
インテリア用の布は、洋服地に比べて厚いし、見本ですから、パターンがわかる程度の大きさしか閉じられてないのですけど、ゴミ箱に捨てると言うのを見てられません。
閉じをこじ開けて、洗濯すると、生地は切りっぱなしですから、かなりの糸くずが出て、さらに使える生地は小さくなります。
いくつかバッグを作りました。
日常の買い物に行くのに、財布、口紅、車の鍵、携帯電話、サングラスが入る程度の。
文庫本1冊、グラノラバーひとつ、小さめの林檎のどれかひとつはさらに入る大きさです。
生地見本は同じパターンで配色が違うというのもあり、それらを裏表で合わせました。
生地が厚めなので、一重。
内側にポケットもつけて。
持ち手は布が四重に厚く太めで、短いけど、腕にかけられる長さ。
本体は財布が飛び出ないほどの深さ。
こういうバッグはどんどん洗えるのがいい。
以前はバッグは皮に限ると思っていたけど、いまは軽くて使い勝手がいいのがいちばん、と思っています。
麻のは春から夏。
キャンバス地は四季を通して。
起毛している生地のは冬。
気軽にスカーフを取り替えたり洗ったりできるように使い回しできるのが楽しそうです。
こういう生地はパターンが大きく大胆で、色がはっきりしているのも多いですね。
それがまたおもしろいもの。
昨夜こどもを寝かしつけてから、ひとつだけ作ってみるつもりが、はぎれのパターンがどれも違うので、あえはどうかなこれはどうかな、もうひとつ、とやっているうちに、5つできました。
こういう時間はあっという間に過ぎて、いい気分転換。
ミシン目がつっているのもあるけれど・・・。
まだ布は残っているのでどうしようかしらん。
絹の地は、小さな巾着に。
呉服屋さんが実家だった幼馴染の”かわ”は、わたしに長襦袢の生地見本を閉じたのや、着物地を仕立てたあとのはぎれをくれたことがありました。
うれしくてうれしくて、それらを出してみては触って何にしようかと思い巡らせたもの。
結局はそれらを綴じからはずして、どんどん縫って繋いでいって、長いスカーフにしました。
身につけていると、こちらのひとにはうらやましがられるものなんですよ。
by ymomen
| 2008-09-25 01:17
| 布と糸あそび
|
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Comments(14)
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cocopuff1212 at 2008-09-25 06:08
素敵すてき~。他にもランチョンマットとか、ペットボトル入れとか、毎日使えそうなものがたくさんできそうですね。うらやましい~。
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Jelinda at 2008-09-25 09:31
写真の3枚目と4枚目のカバンは同じですか?別物ですか?
4枚目のカバンの布は、私ごのみです♪
でも、こういうカバンで満員電車に乗ったら、お財布すられちゃうかもな~と思うので、チャックなしカバンでは電車に乗れない小心者です...(笑)
4枚目のカバンの布は、私ごのみです♪
でも、こういうカバンで満員電車に乗ったら、お財布すられちゃうかもな~と思うので、チャックなしカバンでは電車に乗れない小心者です...(笑)
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kotokoto
at 2008-09-25 10:45
x
夜な夜なの楽しみが増えましたね☆
夫がカーテンや絨毯などテキスタイルの専門の会社に居るので、
以前、カーテンサンプルで座布団カバーを作って持って
帰ってきたことがありました。
新しい生地から何かを作るのも楽しいけれど、
ハギレや既製されたものからリメイクするのもイトオカシですよね。
夫がカーテンや絨毯などテキスタイルの専門の会社に居るので、
以前、カーテンサンプルで座布団カバーを作って持って
帰ってきたことがありました。
新しい生地から何かを作るのも楽しいけれど、
ハギレや既製されたものからリメイクするのもイトオカシですよね。
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mi-mian at 2008-09-25 10:54
わ〜、素敵ないただきものをなさいましたねー^^
みんな素敵な布ばかり。
そして、それを使った鞄、いいですね〜♪
ふふ、こういうものを作っている時って幸せな気分になりますよね☆
スカーフ、とっても素敵です!
みなさんがうらやましがられるのも分かりますよ〜♪
これは洗っても大丈夫なんでしょうか?
着物生地をつなげ、ストールを作ろうかなあと思うものの、
あ、でも洗えないから厳しいかなあと、いつも躊躇してるんです...
みんな素敵な布ばかり。
そして、それを使った鞄、いいですね〜♪
ふふ、こういうものを作っている時って幸せな気分になりますよね☆
スカーフ、とっても素敵です!
みなさんがうらやましがられるのも分かりますよ〜♪
これは洗っても大丈夫なんでしょうか?
着物生地をつなげ、ストールを作ろうかなあと思うものの、
あ、でも洗えないから厳しいかなあと、いつも躊躇してるんです...
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morimaman at 2008-09-25 20:21
momenちゃんは、どうやって時間を産み出しているのか、、、
このごろ、時間の使い方がへたになったのか、一つのことをし終えるのがやっと、どうかしたら、途中で終わっちゃうこともあります。。。
momenちゃんのバッグ作りやお洋服作り、、、徹夜ってことはありませんよね。
素敵なバッグに変身。一昨年、カーテン屋さんで、半端サイズの布を買ってきたのですが、何にも変身することなく眠っています。。。
このごろ、時間の使い方がへたになったのか、一つのことをし終えるのがやっと、どうかしたら、途中で終わっちゃうこともあります。。。
momenちゃんのバッグ作りやお洋服作り、、、徹夜ってことはありませんよね。
素敵なバッグに変身。一昨年、カーテン屋さんで、半端サイズの布を買ってきたのですが、何にも変身することなく眠っています。。。
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lazyMiki at 2008-09-25 21:43
さすが「もったいない」の国・日本出身の奥さまですね~!
モノのあふれる現代、こういうハンドメイドのものって、かえってオシャレで貴重ですよね。
「赤毛のアン」なんかのイメージだと、昔のカナダやアメリカの人って、小さな布をこつこつと貯めておいて、パッチワークとかにされるんじゃないかと思うけれど・・・今は違うのかしら。
お針を使える人って羨ましい。
私は、ヒザの上で何かを縫おうとすると、洋服も一緒に縫ってしまうクチです・・・^^;
モノのあふれる現代、こういうハンドメイドのものって、かえってオシャレで貴重ですよね。
「赤毛のアン」なんかのイメージだと、昔のカナダやアメリカの人って、小さな布をこつこつと貯めておいて、パッチワークとかにされるんじゃないかと思うけれど・・・今は違うのかしら。
お針を使える人って羨ましい。
私は、ヒザの上で何かを縫おうとすると、洋服も一緒に縫ってしまうクチです・・・^^;
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ymomen at 2008-09-26 00:57
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ymomen at 2008-09-26 01:01
Jelinndaさん、
なるほどそうでしょう。
電車を利用する日常では、こういうのはいけないですね。
わたしは日々車でちょこちょこ出かけているもので。
わたしも帰国すると、実家の近辺ではこういうのでも、東京にしばらく滞在して移動するときは、ちゃんと口が閉まるバッグ、持ち歩いています。
三-四葉目のバッグも全て一葉目と同じデザインなんです。
なかに持ち歩くものを入れてみたのが三-四葉目の写真です。
洋服と同じで、なかに包むものがあると表情が変わりますよね。
なるほどそうでしょう。
電車を利用する日常では、こういうのはいけないですね。
わたしは日々車でちょこちょこ出かけているもので。
わたしも帰国すると、実家の近辺ではこういうのでも、東京にしばらく滞在して移動するときは、ちゃんと口が閉まるバッグ、持ち歩いています。
三-四葉目のバッグも全て一葉目と同じデザインなんです。
なかに持ち歩くものを入れてみたのが三-四葉目の写真です。
洋服と同じで、なかに包むものがあると表情が変わりますよね。
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ymomen at 2008-09-26 01:10
Mi-mianさん、
長襦袢の生地は化繊ですから、洗濯できます。
絹の生地で繋げた着物地のストールも、わたしはネットに入れてほかのものと洗濯しています。
いくらか縮むものもありますが、またそれはそれでおもしろい風合いになるものです。
箪笥のなかにしまっておくよりも、そうやって使ったほうがいいと思ってどんどん使っています。
冬にしか使わないウールやカシミアのかさばるスカーフよりも、一年中使えて重宝しています。
Mi-mianさんがちょこちょこと手縫いなさるのがうらやましいです。
わたしは手縫いするとおしまいまでできなくて。
長襦袢の生地は化繊ですから、洗濯できます。
絹の生地で繋げた着物地のストールも、わたしはネットに入れてほかのものと洗濯しています。
いくらか縮むものもありますが、またそれはそれでおもしろい風合いになるものです。
箪笥のなかにしまっておくよりも、そうやって使ったほうがいいと思ってどんどん使っています。
冬にしか使わないウールやカシミアのかさばるスカーフよりも、一年中使えて重宝しています。
Mi-mianさんがちょこちょこと手縫いなさるのがうらやましいです。
わたしは手縫いするとおしまいまでできなくて。
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ymomen at 2008-09-26 01:12
Kotokotoさん、
わっ!
ご主人にお願いすれば、製造中止になったマテリアルなど、いただけるのではありませんか?
いいなあ、Kotokotoさん。
インド製の絹や、麻などもありそうですよ。
あ、わたしが欲しいと言っているみたいに聞こえて厚かましいですね。
そうじゃなくって、Kotokotoさんに、です 笑。
わっ!
ご主人にお願いすれば、製造中止になったマテリアルなど、いただけるのではありませんか?
いいなあ、Kotokotoさん。
インド製の絹や、麻などもありそうですよ。
あ、わたしが欲しいと言っているみたいに聞こえて厚かましいですね。
そうじゃなくって、Kotokotoさんに、です 笑。
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ymomen at 2008-09-26 01:15
Morimamanさん、
この夜は3時間ほど費やしました。
徹夜はもうできません。
たった3時間でも、階上に上がるころには、目がしょぼついていました。
ほんとはバッグ四つ目あたりからもう上がろう・・・、と思っていたくらいです。
これも、わたしのストレス解消法。
そうストレスの溜まる生活でもないはずなんですけど 笑。
この夜は3時間ほど費やしました。
徹夜はもうできません。
たった3時間でも、階上に上がるころには、目がしょぼついていました。
ほんとはバッグ四つ目あたりからもう上がろう・・・、と思っていたくらいです。
これも、わたしのストレス解消法。
そうストレスの溜まる生活でもないはずなんですけど 笑。
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ymomen at 2008-09-26 01:21
Mikiさん、
キルトをしているひとは、わざわざそのために布を買っているみたいですけど、ほんとはどうなのでしょう。
でもキルトに使う布としては、インテリア用の布は厚すぎて針を通すのに型がこると思いますよ 笑。
ちくちく運針、
じゃないです、
わたしの場合。
地道な性格ではなく、いち早く結果が見たいというせっかちな性格ですから、
”ミシンでだだだ”
です。
もっぱら。
日本って、もったいないの国ですか?
わたしからは、日本人って気前がいいなー、
よく高価なもの、どんどん買うなー、
と思いますけど・・・。
キルトをしているひとは、わざわざそのために布を買っているみたいですけど、ほんとはどうなのでしょう。
でもキルトに使う布としては、インテリア用の布は厚すぎて針を通すのに型がこると思いますよ 笑。
ちくちく運針、
じゃないです、
わたしの場合。
地道な性格ではなく、いち早く結果が見たいというせっかちな性格ですから、
”ミシンでだだだ”
です。
もっぱら。
日本って、もったいないの国ですか?
わたしからは、日本人って気前がいいなー、
よく高価なもの、どんどん買うなー、
と思いますけど・・・。
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precious31 at 2008-09-26 13:47
もめんさんは、ご自分のことを不器用だとおっしゃいますが、
絶対に「器用」だと思います。
このようなバッグをちゃちゃっと作られるなんて!しかも内ポケットつき!
私なんか、端切れで作れる物といったら・・・長方形に切って周りを縫うだけの「ミニサイズのクッション」だけですよ。
やっぱりミシンが欲しいな〜と思っています。
もめんさんに感化されてホームベーカリーも買ったので、
今度はミシンでしょうか。
絶対に「器用」だと思います。
このようなバッグをちゃちゃっと作られるなんて!しかも内ポケットつき!
私なんか、端切れで作れる物といったら・・・長方形に切って周りを縫うだけの「ミニサイズのクッション」だけですよ。
やっぱりミシンが欲しいな〜と思っています。
もめんさんに感化されてホームベーカリーも買ったので、
今度はミシンでしょうか。
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ymomen at 2008-09-27 01:13
Preciousさん、
わたしのミシンは、学生時代に買ったBrotherの100ドルくらいのものです。
ホームベーカリーはわたしが友人から”とりあげた”ものですからいくら使っても、もとをとったとはいえない厚かましいものですが、パスタマシーンについてはそう言えます。
ミシンもモトは取りました 笑。
もっといいミシンも見れば欲しいな、とも思うけど、わたしの洋裁はこの程度のことなので、これで間に合ってはいるんですよね。
壊れているわけでもないから、これを使い続けます。
手縫いというほうが、ほかのコメント返しでも書きましたが、根気のいる作業だと思います。
わたしの洋裁は、折り紙が布になって、糊が糸になったというくらいのものです。
それでも、けっこういろいろできるものなんですよ。
わたしのミシンは、学生時代に買ったBrotherの100ドルくらいのものです。
ホームベーカリーはわたしが友人から”とりあげた”ものですからいくら使っても、もとをとったとはいえない厚かましいものですが、パスタマシーンについてはそう言えます。
ミシンもモトは取りました 笑。
もっといいミシンも見れば欲しいな、とも思うけど、わたしの洋裁はこの程度のことなので、これで間に合ってはいるんですよね。
壊れているわけでもないから、これを使い続けます。
手縫いというほうが、ほかのコメント返しでも書きましたが、根気のいる作業だと思います。
わたしの洋裁は、折り紙が布になって、糊が糸になったというくらいのものです。
それでも、けっこういろいろできるものなんですよ。