2008年 09月 03日
9月になって |
きのうステート・フェアに行きました。
年に一度やってくる2週間に渡っての州のお祭りで、みあの通う体操教室のすぐそばにそれが開催されるところはあります。
こどもの大きな目当ての観覧車などといった乗り物があるのはもちろん、街中のひとたちから出品されたジャム、ピクルス、ケーキ、パイ、クッキー、パン、キルト、陶芸、絵、などのコンテストの結果の展示、郊外に住むひとの自慢のうさぎ、にわとり、アヒル、豚、馬、羊などの家畜の披露するビルも点在されていて、こらえ性のあるひとなら、一日といわず、数日に渡って楽しめます。
コーンドッグ、綿飴、ファンネルケーキ、七面鳥の足のローストなど、おいしいものもたくさん。
フェアの開催前から観覧車などをどんどん建てていく様子が塀越しに見えるから、みあもあきらも、今年も行くのを楽しみにしていました。
25日のこどもたちの誕生日あたりに始まるので、こどもはまるで自分たちの誕生日を祝うものかのように思っているふしもあり、行かないわけに行きません。
とうとう行ったのはフェア最終日のきのう。
きょうは学校があるから、夕方のうちに帰って来たくて、夕刻涼しくなって行くということはできず、昼あたりから出かけました。
いちばん暑いとき。
うだる暑さ。
バックパックの背中に当たる部分が湿っているほど。
水のペットボトルを5-6本は買ったと思います。
みあは出来るだけ長居をするとはりきっていたけれど、彼女がいちばん先に降参。
暑さと乗り物のせいで、お腹が痛いと言い出しました。
その2時間前には、わたしはもういつでも帰宅したいと思っていましたが・・・。
そんな暑さの翌日の今朝、6時過ぎにみあに起こされれば、まだ暗い。
日の出の時刻が遅くなりましたねえ。
気温もかなり下がっていて、庭に実る残りわずかなブラックベリーを摘んでいれば、夜露で指先が冷たくなるほどです。
もう一度に熟すブラックベリーは少ないものですから、そのたびに洗っては、ジップロックにいれて冷凍しています。
ガロンサイズのバッグにいまふたつ分。
今朝から一袋を解凍しています。
午後にはジャムにするつもり。
コンコルド種の葡萄も熟し、夏の初めに実が大きくなりますようにと、かなりの房を落とした甲斐もなく、粒の大きさは変わらず。
こんなことなら、摘み落とさなければよかったと後悔。
それでも、やってみなければわからないこと。
ブラックベリーは生るままに放っておいて、ぼってり大きな実をつけました。
そのままで葡萄はいくらかいただきますが、種があるのと、実が小さいのでだんだんいやになってきます。
皮のすぐ内側がいちばんおいしいと言うみあ。
わかってますねー。
なりの果てはジャム。
もちろん皮ごと煮て、あとで溶けきれなかった皮と種を漉すので、みあの言うおいしいところのエキスもちゃんととれたはずです。
大鍋に二回分。
ブラックベリーは大鍋三回分。
今年は、熟れた実という実はすべて可能な限り採りました。
昨年はブラックベリーも葡萄も、つたについたまま乾燥していったものもありました。
たくさんできたジャムの瓶は、クリスマスにギフトにしてもいいですね。
こどもの担任の先生、バスの運転手、バレエ、体操、空手の先生にも。
ジムの仕事場のひとたちにも。
ここの住宅地のクラブハウスにあるプールも今週末で閉鎖すると聞いていたので、日曜日に行きました。
プールのアテンダントに、もうまた来年までお別れですね、と挨拶したら、もう一週間、プールを使えるようにしたのですって。
”あら、そう、それじゃ、来週もまた来ます”
今週末で夏も終わり、となんとなく思っていたから、無理矢理夏を引き伸ばしているみたいでもあり、ちょっと調子が外れたみたいですけど。
昨夜、あきらは咳をしていました。
今朝もそうだし、鼻水も出ていて、それをティシューでなく、シャツでいちいち拭うので、かなりみっともない様子。
幼稚園は休ませました。
わたしもこどもの頃、週末に遊びが過ぎて、月曜日の朝には発熱したものです。
あきらを休ませようとしたら、みあがとたんに心細い顔をしていました。
喧嘩ばかりの弟でも一緒に登校するのが心強いのでしょうか。
昨夜の咳は絶え間なかったから、あきら、眠いのではないかしら。
わたしも一緒に昼寝というのもいいですが、この子の眠っている時間はほかのことができると思うともったいない気もするし・・・。
庭に生る実ももうおしまい。
ジャムにして瓶に閉じ込めたのは、輝く黒いほどにも赤い実。
何百もの実。
あ!
実と言えば、トマトの青いのはまだまだたくさんあります。
それどころか、うちでは赤いのはまだひとつも収穫していません。
by ymomen
| 2008-09-03 03:41
| アメリカの季節 夏
|
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Comments(12)
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まなみ
at 2008-09-03 15:00
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お庭からおいしいものがいただけていいですね。
隣の家との間隔が日本では考えられないくらいに広いんですものね。
あきらくん早く良くなりますように。
隣の家との間隔が日本では考えられないくらいに広いんですものね。
あきらくん早く良くなりますように。
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morimaman at 2008-09-03 21:04
あきら君、じゅるじゅるですか?鼻を拭く姿が目に浮かぶようです。
お大事に。
暑い中のお出かけは辛いですね。私も今年は20年分程、夏のおでかけをしました。もう、当分いいかな?
お庭の果物を摘んで、保存食品を作る、、、私の憧れです。
パントリーにずらっと並んだ、瓶の光景。。。
お大事に。
暑い中のお出かけは辛いですね。私も今年は20年分程、夏のおでかけをしました。もう、当分いいかな?
お庭の果物を摘んで、保存食品を作る、、、私の憧れです。
パントリーにずらっと並んだ、瓶の光景。。。
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lazyMiki at 2008-09-03 21:21
「大草原の小さな家」(の、続編のどれかだったと思いますが)、青いトマトでパイを作ったら、お父さんが食べて「アップルパイだ!」という話がありますよねー。
ブドウにブラックベリーにトマトに、それにいろいろな花に。
ステキですねぇ。
ステート・フェア・・・ああ、なんかアメリカの楽しい生活って感じです!
お子さんたちにはきっと、大人になっても忘れられない楽しい思い出ですね。いいなぁ(って、何だか前にもこんなことをコメントした記憶が・・・^^;)。
ブドウにブラックベリーにトマトに、それにいろいろな花に。
ステキですねぇ。
ステート・フェア・・・ああ、なんかアメリカの楽しい生活って感じです!
お子さんたちにはきっと、大人になっても忘れられない楽しい思い出ですね。いいなぁ(って、何だか前にもこんなことをコメントした記憶が・・・^^;)。
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may
at 2008-09-03 23:48
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あきらくん、大丈夫ですか?ここにきて朝晩が寒いからね。
体を壊さないようにしないとね。でも実は私もこの週末に熱を出していましたよ。熱がある時は長い間のコンピューターの使用はダメですね。
お庭で穫れる果物、野菜そしてお花・・・永遠の夢だわ。
体を壊さないようにしないとね。でも実は私もこの週末に熱を出していましたよ。熱がある時は長い間のコンピューターの使用はダメですね。
お庭で穫れる果物、野菜そしてお花・・・永遠の夢だわ。
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ymomen at 2008-09-04 06:30
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ymomen at 2008-09-04 06:35
Morimamanさん、
あきらは、今朝も鼻がぐすぐすしてましたが、通園させました!
わたしは朝早く髪を切ってもらう約束もあったし。
もうすぐ幼稚園から帰ってきますが、シャツの前がかなーり汚いことになっているに違いないのです!
ジャムの瓶、パントリーにはおさまりきれないから地下に持っていって何とかします・・・。
これから涼しくなったら、森にハイキングというのはいいですね。
暑い日はお天道様の下で歩いていたくないです 笑。
あきらは、今朝も鼻がぐすぐすしてましたが、通園させました!
わたしは朝早く髪を切ってもらう約束もあったし。
もうすぐ幼稚園から帰ってきますが、シャツの前がかなーり汚いことになっているに違いないのです!
ジャムの瓶、パントリーにはおさまりきれないから地下に持っていって何とかします・・・。
これから涼しくなったら、森にハイキングというのはいいですね。
暑い日はお天道様の下で歩いていたくないです 笑。
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ymomen at 2008-09-04 06:37
Mikiさん、
わたし、その章は読んでいないです。
おもしろいですね。
うちでは熟れる前のトマトは、塩コショウにコーンミールをまぶしてオイルを引いたパンで焼くのが好きです。
それにしても、かなりの数がまだ生っているからいくらかは、赤く熟れて欲しいのですけど?
ステートフェアに行かないと、こどもにとっては夏が終わらないのでしょうね。
わたし、その章は読んでいないです。
おもしろいですね。
うちでは熟れる前のトマトは、塩コショウにコーンミールをまぶしてオイルを引いたパンで焼くのが好きです。
それにしても、かなりの数がまだ生っているからいくらかは、赤く熟れて欲しいのですけど?
ステートフェアに行かないと、こどもにとっては夏が終わらないのでしょうね。
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ymomen at 2008-09-04 06:48
Mayさん、
もう大丈夫ですか?
熱があるとしんどいでしょう。
お大事にね。
きょうはまたかなり涼しいですね。
長袖のシャツでも寒いくらい。
このままでトマトが赤くなるのか心配なくらいです。
でも秋らしいから、うれしい思いも。
もう大丈夫ですか?
熱があるとしんどいでしょう。
お大事にね。
きょうはまたかなり涼しいですね。
長袖のシャツでも寒いくらい。
このままでトマトが赤くなるのか心配なくらいです。
でも秋らしいから、うれしい思いも。
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kotokoto
at 2008-09-04 12:50
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kNachu at 2008-09-05 01:28
素敵なお暮らしぶりに、ため息が出ました。もめんさんのブログを読ませていただいていると、以前住んでいたシンシナティを思い出してとてもなつかしく、恋しくなります。手作りジャムなんて、西の魔女という本を思い出します。家の子供達も大好きなベリー。いつか私も育てたい!もめんさんのジャムが味わえる方たちは幸せですね。
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ymomen at 2008-09-05 03:17
Kotokotoさん、
できることなら、さしあげたいです。
きのう髪を切りに行って、ヘアドレッサーのゲイルからご近所からプラムをたくさんもらったのだけど食べきれないから、というのでいただきました。
うちでも食べきれないくらいのプラム。
これもジャムにするしかないかなー、と思っています。
大地から伸びた木や蔦になる実。
尊いもの。
無駄にしないでいただきたいと思います。
できることなら、さしあげたいです。
きのう髪を切りに行って、ヘアドレッサーのゲイルからご近所からプラムをたくさんもらったのだけど食べきれないから、というのでいただきました。
うちでも食べきれないくらいのプラム。
これもジャムにするしかないかなー、と思っています。
大地から伸びた木や蔦になる実。
尊いもの。
無駄にしないでいただきたいと思います。
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ymomen at 2008-09-05 03:21
Knachuさん、
シンシナティ、ですか。
わたしはまだ訪れたことがありません。
こんなところでしたか?
Knachuさんのお住まいのあたりは、とても都会で洗練されているようでいいなあ、と思うのですが、田舎暮らしももともと家のあたりで過ごすのが好きなわたしには合っているのかもしれません。
おっしゃる本、つい最近読みました。
ジャムを煮ていると、シロップが火の加減では鍋の高いところまで盛り上がるし、シロップがまわりに飛ぶとべたつくので、まいちゃんのおばあちゃんのように、外で煮炊きできたらいいなあ、と思います。
シンシナティ、ですか。
わたしはまだ訪れたことがありません。
こんなところでしたか?
Knachuさんのお住まいのあたりは、とても都会で洗練されているようでいいなあ、と思うのですが、田舎暮らしももともと家のあたりで過ごすのが好きなわたしには合っているのかもしれません。
おっしゃる本、つい最近読みました。
ジャムを煮ていると、シロップが火の加減では鍋の高いところまで盛り上がるし、シロップがまわりに飛ぶとべたつくので、まいちゃんのおばあちゃんのように、外で煮炊きできたらいいなあ、と思います。