2007年 02月 17日
蜆とブロッコリの玄米おじや |
母が蜆の干物を送ってくれました。
この一袋にいくつの蜆が入っているでしょう。
この蜆とブロッコリが材料の玄米おじやが、きょうの朝ごはん。
玄米は一度に八合づつ炊いて、小分けに冷凍保存しています。
味は海塩と酒。
蜆から、いいだしがでます。

蜆は肝臓と目にいいそうです。
母は、からだにいいものをみつくろって送ってくれます。
何かあるごとに、遠くにいて助けられなくて、とわたしに謝りますけど、誤らなければいけないのは、遠くに住んでいる親不孝をしているわたしのほうです。

母からの宅急便は、わたしが18歳で上京してから、ずっと続いています。
今のわたしが42歳ですから、24年間も続いています。
こんな年齢になっても、母からの小包みをあけるときの喜びは同じです。
いまでは、まずこどもたちが飛びついています。
なかには東京でも、このアメリカでも買えるものもありますが、母の手を経由しているので、付加価値がついていて、やっぱりその付加価値はどこでも買えません。
アロエが原料の基礎化粧品も、母が送ってくれるのを使っています。
若いころから、肌のトラブルにいやな思いをしました。
妊娠しているときに、ホルモンの変調のせいで、また吹き出ものがでましたが、母が送ってくれたこの化粧水で治り、それ以来、こればかり使っています。
先ごろの税関法の改めで、液体は送れなくなりましたから、もうこれも送ってもらうわけにいきません。

母の作る山椒の実の佃煮も毎年楽しみにしています(下)。
冷凍して、一年中、大事に大事に楽しんでいます。
塩気はごく薄く煮てあります。一粒二粒口に含んで、噛み潰すと、なんともいえないふくよかな山の気の味。舌が痺れて、その痺れはしばらく、その味とともに、口のなかに残ります。

この痺れ、麻薬の効き目があるのではないかしら。
わたしはほんの二粒を口に含みますが、その味と痺れに魅せられて、もっと、もっと、といただいていたら、おかしな気分になりました。
よそでいただいた山椒の実は、色は青々としていても、母の佃煮ほどの香りや味は失っていました。
栗好きのわたしのために、栗の季節でなくても何かしら、見つけてくれます。剥き甘栗、マロングラッセ、かち栗、栗蒸し羊羹、はたまた、イタリア製の栗のシロップ煮(下)も。

以前、上新粉を送ってくれたときのこと。
税関で調査され、どういうわけか、上新粉の包みが破られており、一緒に入っていた本のページに粉がまぶされていて、立腹させられました。
この白い粉の正体が麻薬だと、勘ぐられたのかもしれないと想像しています。
それからは、白い粉類はこちらで調達することにしています。

母とは、ありがたいもの。
こんな年になったら、親孝行するばかりが、ほんとうではないかと思いながら、母に甘えています。
この一袋にいくつの蜆が入っているでしょう。
この蜆とブロッコリが材料の玄米おじやが、きょうの朝ごはん。
玄米は一度に八合づつ炊いて、小分けに冷凍保存しています。
味は海塩と酒。
蜆から、いいだしがでます。

蜆は肝臓と目にいいそうです。
母は、からだにいいものをみつくろって送ってくれます。
何かあるごとに、遠くにいて助けられなくて、とわたしに謝りますけど、誤らなければいけないのは、遠くに住んでいる親不孝をしているわたしのほうです。

母からの宅急便は、わたしが18歳で上京してから、ずっと続いています。
今のわたしが42歳ですから、24年間も続いています。
こんな年齢になっても、母からの小包みをあけるときの喜びは同じです。
いまでは、まずこどもたちが飛びついています。
なかには東京でも、このアメリカでも買えるものもありますが、母の手を経由しているので、付加価値がついていて、やっぱりその付加価値はどこでも買えません。
アロエが原料の基礎化粧品も、母が送ってくれるのを使っています。
若いころから、肌のトラブルにいやな思いをしました。
妊娠しているときに、ホルモンの変調のせいで、また吹き出ものがでましたが、母が送ってくれたこの化粧水で治り、それ以来、こればかり使っています。
先ごろの税関法の改めで、液体は送れなくなりましたから、もうこれも送ってもらうわけにいきません。

母の作る山椒の実の佃煮も毎年楽しみにしています(下)。
冷凍して、一年中、大事に大事に楽しんでいます。
塩気はごく薄く煮てあります。一粒二粒口に含んで、噛み潰すと、なんともいえないふくよかな山の気の味。舌が痺れて、その痺れはしばらく、その味とともに、口のなかに残ります。

この痺れ、麻薬の効き目があるのではないかしら。
わたしはほんの二粒を口に含みますが、その味と痺れに魅せられて、もっと、もっと、といただいていたら、おかしな気分になりました。
よそでいただいた山椒の実は、色は青々としていても、母の佃煮ほどの香りや味は失っていました。
栗好きのわたしのために、栗の季節でなくても何かしら、見つけてくれます。剥き甘栗、マロングラッセ、かち栗、栗蒸し羊羹、はたまた、イタリア製の栗のシロップ煮(下)も。

以前、上新粉を送ってくれたときのこと。
税関で調査され、どういうわけか、上新粉の包みが破られており、一緒に入っていた本のページに粉がまぶされていて、立腹させられました。
この白い粉の正体が麻薬だと、勘ぐられたのかもしれないと想像しています。
それからは、白い粉類はこちらで調達することにしています。

母とは、ありがたいもの。
こんな年になったら、親孝行するばかりが、ほんとうではないかと思いながら、母に甘えています。
by ymomen
| 2007-02-17 05:03
| 食
|
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Comments(12)
母とはそういう存在ですね。私は近くにいて、momenさんのような経験はありませんが、寮生活をしていた息子には、やはり親心でいろいろとものを送っていました。
お母様のおやさしい気持ちですね。送ってあげたいと、喜んでくれるかも、好きだったから、、、さまざまな気持ち、そしてただただ、momenさんを思いやる気持ちでお母様は送ってあるのですね。私も、momenさんのお母様のようになりたいです。
お母様のおやさしい気持ちですね。送ってあげたいと、喜んでくれるかも、好きだったから、、、さまざまな気持ち、そしてただただ、momenさんを思いやる気持ちでお母様は送ってあるのですね。私も、momenさんのお母様のようになりたいです。
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母は大きい存在です。
自分が親になって、母のこと、もっとわかるようになりました。
今はこどもが小さいので、毎日追われるように過ごしています。
こどもが成人したときの自分が想像できません。
morimamanさんのお子さんは成人していらっしゃるけれど、いつまでたっても、親は親、子は子、なんですよね。
これからも、母である先輩として、アドバイス、くださいね。
自分が親になって、母のこと、もっとわかるようになりました。
今はこどもが小さいので、毎日追われるように過ごしています。
こどもが成人したときの自分が想像できません。
morimamanさんのお子さんは成人していらっしゃるけれど、いつまでたっても、親は親、子は子、なんですよね。
これからも、母である先輩として、アドバイス、くださいね。
素敵な宅急便ですね!
とても感動しました☆
私も高校時代は寮生活をしていたので、母からの宅急便が毎回楽しみでした^^
好きなものを選んで贈ってくださるお母様・・・お優しいですね☆
母とは本当に大きな存在ですね。
とても感動しました☆
私も高校時代は寮生活をしていたので、母からの宅急便が毎回楽しみでした^^
好きなものを選んで贈ってくださるお母様・・・お優しいですね☆
母とは本当に大きな存在ですね。
bisyoku-dogenさん、
高校時代で寮生活、ですか。
まだ家から離れるのが、つらい年頃だったのではないでしょうか。
そんな年頃では、お母様からの包みが、さぞかし嬉しかったでしょうね。
どんなものが入っていたのでしょうか。
ご近所でも、よその街の大学にいらしているお子さんに、お母様が大きな試験のシーズンに包みを用意されています。以前お隣に住んでいらした方。お子さんの喜びそうなものを買い込んで、そのあと、オートミールレーズンクッキーをどっさり焼いておられました。ひとつかふたつ違いの兄妹で、お兄さんには、バターのレシピのオートミールレーズンクッキー、ダイエットを気にしている妹さんにはバターなしのオートミールレーズンクッキーを焼いておられました。
いつか、こどもが家から離れて暮らすようになったら、何を送ろうかしら?
高校時代で寮生活、ですか。
まだ家から離れるのが、つらい年頃だったのではないでしょうか。
そんな年頃では、お母様からの包みが、さぞかし嬉しかったでしょうね。
どんなものが入っていたのでしょうか。
ご近所でも、よその街の大学にいらしているお子さんに、お母様が大きな試験のシーズンに包みを用意されています。以前お隣に住んでいらした方。お子さんの喜びそうなものを買い込んで、そのあと、オートミールレーズンクッキーをどっさり焼いておられました。ひとつかふたつ違いの兄妹で、お兄さんには、バターのレシピのオートミールレーズンクッキー、ダイエットを気にしている妹さんにはバターなしのオートミールレーズンクッキーを焼いておられました。
いつか、こどもが家から離れて暮らすようになったら、何を送ろうかしら?
シジミとブロッコリーの組み合わせって
そういえば今まで作ったことが無いかも、と気づきました。
美味しそうですね〜。
もめんさんと10歳違うことを知りました。同じ年の子供がいるなんて!
あたしってば、まだまだですねー。毎日イライラしてちゃいけないわ、と反省。
あたしは実家がすぐ近くにあるので、母には甘えてばかりです。
そういえば今まで作ったことが無いかも、と気づきました。
美味しそうですね〜。
もめんさんと10歳違うことを知りました。同じ年の子供がいるなんて!
あたしってば、まだまだですねー。毎日イライラしてちゃいけないわ、と反省。
あたしは実家がすぐ近くにあるので、母には甘えてばかりです。
まゆみさん、
蜆は、日本にいらしたら、わざわざ乾物で買わなくてもいいですよね。
でも、こうやって加工されてて、便利です。
ほんとは、季節柄、菜の花を使いたいところです。
bisyoku-dogenさんの”美食Kitchen"で、菜の花のパスタを拝見して、いいなー、と。
ここにはないので、ブロッコリで妥協。
わたしより10歳お若いですか。
時々、わたしがもう10歳若かったら、もうちょっと体力あるかなー、と思います。
お母様におちかく住んでらっしゃるのは、親孝行ですね。
うちは、親に申し訳ないです。
蜆は、日本にいらしたら、わざわざ乾物で買わなくてもいいですよね。
でも、こうやって加工されてて、便利です。
ほんとは、季節柄、菜の花を使いたいところです。
bisyoku-dogenさんの”美食Kitchen"で、菜の花のパスタを拝見して、いいなー、と。
ここにはないので、ブロッコリで妥協。
わたしより10歳お若いですか。
時々、わたしがもう10歳若かったら、もうちょっと体力あるかなー、と思います。
お母様におちかく住んでらっしゃるのは、親孝行ですね。
うちは、親に申し訳ないです。
分かりますぅ~!日本にいる家族からの小包ってホントに嬉しいですよね!私も、イギリス留学中は、母からの小包をいつも楽しみにしていました(^^)もめんさんの食卓は私の食卓より、キチンとした和のお食事がのぼるので関心してしまいます(汗) 今日の蜆の玄米おじやなんて、ホントに素敵です。ここ3年ぐらい私も玄米食にしてるんですが、玄米はおじやにすると消化が良くなるので、良いですよね。今度、私も真似して蜆玄米おじや作ってみたいです。
brownieさん、
学生時代は、あんまりバランスを考えていない食生活でした。
今は、こどもがいるので、あんまりいい加減な食生活していると、こどもの健康も心配だし、自分もこどものあとについていく体力が続かない(笑)
玄米食べてると、ちょっとおかずがおろそかでも、ちょっと野菜を添えれば、安心していられるのが、いいです。
玄米そのものが完全食っていいますね。
甘い、栄養とは無関係なものも食べたいし、食生活のバランスは、傾きがちです。
学生時代は、あんまりバランスを考えていない食生活でした。
今は、こどもがいるので、あんまりいい加減な食生活していると、こどもの健康も心配だし、自分もこどものあとについていく体力が続かない(笑)
玄米食べてると、ちょっとおかずがおろそかでも、ちょっと野菜を添えれば、安心していられるのが、いいです。
玄米そのものが完全食っていいますね。
甘い、栄養とは無関係なものも食べたいし、食生活のバランスは、傾きがちです。
母はホントありがたいですよね。昨年はいろいろ助けていただいたし、今もですが感謝の気持ちばかりで何もしてあげられませんがいつかイッパイ恩返ししたいと思います。
とてもよくわかります。私の母も同じです。
こちらに来てからずっと色々送り続けてくれています。
こちらでも買えるから、と言っても「箱に隙間があったから」と入れてくれることも。
最近ではベビー用の食べ物や色々な物を送るのが楽しみだと言ってくれます。お買い物に行って何を送ろうか、と色々探すのが楽しいのだそうです。そういってくれると、私も罪悪感を感じずに済むので助かります。
本当に母の愛情とはありがたいものですね。
こちらに来てからずっと色々送り続けてくれています。
こちらでも買えるから、と言っても「箱に隙間があったから」と入れてくれることも。
最近ではベビー用の食べ物や色々な物を送るのが楽しみだと言ってくれます。お買い物に行って何を送ろうか、と色々探すのが楽しいのだそうです。そういってくれると、私も罪悪感を感じずに済むので助かります。
本当に母の愛情とはありがたいものですね。
Saoriさん、
キーランくんのこと、saoriさんのこと、お母様は、ほんとに慈しんでいらっしゃるのでしょう。夏にいらっしゃるのでしたっけ? 楽しみですね。
もし、自分のこどもが、成人して遠くに暮らしたら、と考えると、さびしいです。そんな思いをsaoriさんのお母様も、わたしの母もしているのですよね。
キーランくんのこと、saoriさんのこと、お母様は、ほんとに慈しんでいらっしゃるのでしょう。夏にいらっしゃるのでしたっけ? 楽しみですね。
もし、自分のこどもが、成人して遠くに暮らしたら、と考えると、さびしいです。そんな思いをsaoriさんのお母様も、わたしの母もしているのですよね。

