2025年 10月 03日
くたびれたバレエシューズにひと工夫してみた |
みあがバレエを習っていたとき、わたしもちょっと習った。
そのときからバレエシューズを家のなかで履くこともある。
バレエシューズを履いていると、背筋が伸びてしなやかに歩ける気がした。
外に出たり入ったりということが頻繁だとシューズを履き替えるのがうっとうしいが、そうでないときは勝手がいい。
キャンヴァス地だし、頻繁に洗うから長くはもたなくてすぐにほころびてしまうけれど、ダンサーのシューズが履き倒したぼろぼろのシューズもまた美しい。
レッスンの激しさに、たちまち綻びるシューズを貧しい若いダンサーが下手なりに針と糸で繕っているモノ黒の写真を観たことがある。
素足に履いて、靴下のように洗える気軽さもよくて、あるとき、安価なのを見つけてピンクのほかに、白や黒を買った。
男性のダンサーは白や黒を履いていて、女性よりもさらに力強い筋肉質な足の先のそれらの姿もまた眩しいものだ。
わたしがついたバレエの先生は70歳を超えていて、寒がりの彼女はふつうの靴下のうえからバレエシューズを履いて、わたしも真似できるようにひとつ大きなサイズも求めたのだった。
舞踊のためには、きつく足にすいつくように着用しているから、長く履くには疲れる。
何度も洗ってくたくたで、かまいはしないと気に掛けなかったけれど、内側の足底のいちばんくたびれた部分にあて布を縫いつけてみた。
裏返してみれば、さらにあちこち綻んでいて、どうせこの先の寿命は知れているから、今回のあて布のあとはもうないだろう。
甲にゴムを交差しているから、ミシンで縫えるのは、踵から足の中ごろまでで、そこからは手縫いだが、細かく縫う必要もない。
すでにみすぼらしい姿のシューズでも中敷きが菫模様になって、見るのも知るのもわたしだけのことなのに、ちょっとうれしい。
素足で家の中を歩きまわるのも疲れやすいもので、靴の中敷きをこれにも挿入してみたらどうかと試してみたら、うんと楽になった。
by ymomen
| 2025-10-03 01:16
| 布と糸あそび
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