2025年 06月 25日
ジャンと昼食 |
ブラックビーンズのスープ
ビーフストロガノフ
スパゲッティミートソース
ステーキ3切れ
ブロッコリ―のチーズ和え
来客が続くと、半端な残りものが増える。
家族で食事していれば、きょうは残りもので済ませる、というのでいいが、客にはそういうわけにいかないから、残飯があっても料理する。
だからいまは片付けなければいけないものがいろいろある。
客があるときは外食ですませるのも案だが、家で食べる数倍の支払いをして、食べきれなかったものを持ち帰っても、翌日には必ず食べるにおよばないしろものになっていて、結局破棄することになってもったいない。
家でつくるものは簡易料理ばかりでそういろいろないけれど、飽きないし、残りものだって、不味いと感じないのはどうしてだろう。
そういうときにひとと昼食に出る約束をしていると、うちにあんなに食べるものがあるのに、と思う。
きのうはジャンとダウンタウンのピッツア屋に行った。
数日まえに、ハイウエイ沿いのダイナーにしようと決めたのに、前夜になってわざわざAngelo'sに変更したいとテキストしてきた。
あそこのジェラートはおいしいのよ、という追記が添えられていた。
昼食が重いと消化するだけでぐったりして午後は何をしたのか、というふうになるのがいやなので、軽いものがいい。
ブースに落ち着くなり、ピッツァ一切れ、そして、ジェラートを頼む、とすでにジャンは決めている。
連れ合いのラルフを亡くしたのが昨年の9月。
わたしより一回り年上のジャンは小柄で目のきれいな少女のようなひとだ。
隣に住んでいたけれど、こんどはうちの裏手にランチスタイルの家を建てたのが数年前。
夫婦でわたしたちによくしてくれた。
ひとりになったジャンを隣町に住む娘のブリタニ―が訪ねて来る。
ピッツアひと切れならわたしにも食べきれる。
残りを持ち帰るということがないのがいい。
わたしもそうした。
それでも出てきた一切れが扇子を広げたくらいの大きさで、食べきったけど満腹になった。
では、ジェラート!
とジャンは喜々としているけど、わたしにはジェラートまで食べきれないと言えば、ほんのちょっぴりだからだいじょうぶよと、勧められれば盃を断るようでおんながすたる、という気持ちにさえなって、それじゃあ、ということになる。
これもまたジャンは、チョコレート、と決めている。
わたしはレモンチェロを選んだ。
ジャンはチョコレートが大好き。
わたしたちふたりとも心臓がいけなくて、ジャンの前の家に住んでいるインド人の先生にかかっている。
ダークチョコレートなら心臓にいいのよ、と毎晩二粒食べるそうだ。
ラルフはチョコレートを好まなくて、バターピーカンのアイスクリームを毎晩ひとすくい食べていたそうだ。
出てきたジェラートはちょっぴりでもない。
あら、きょうのはずいぶんおまけしてくれてる、いつもはこんなにたくさんじゃないのよ、
とますますうれしそうでかわいらしい。
レモンチェロのジェラートはおいしかったけど、砂糖を控えて久しいわたしには甘すぎて、半分しか食べられなかった。
だけど一口づつ大事になめているジャンを見て安心した。
ラルフがいなくなってさびしいだろうに、これからの身のふりかたを考えながら気丈にしている。
夜眠れないというジャンに、わたしが聴いているポドキャストを提案したら、彼女もまた古代文明に興味があることを知った。
夫が先に眠るとき、観ているそういう類の番組や、過去に放送されたNHKのシルクロードのYouTube版などを提案したらひどく喜んだ。
彼女はラルフとパンデミック前、中国を訪れて漢時代のテラコッタの兵馬桶も見てきた。
夫の母方の先祖の母国はシリアということもあって、そのあたりの古代文明についての本を聴いているといったら、あ、わたしが購読している雑誌に特集があった、と話が通じるのがうれしい。
つい最近ジンギス・カーンの墓が見つかった、とか、先月デンヴァーにエジプト学者の講演があったけど一緒に行く人が思い当たらなくて行けなかったのよ、誘えばよかった、などと話し込んだ。
近所付き合いは20年になるのに、共通の興味があるのを知らないでいた。
こういう興味を持つひとを身近にしらなかったから、新しい友達に出逢ったみたいでうれしい。
彼女を家に送って、玄関の切れた電球を代えて、丹精しているむらさき、ピンク、白のアフリカンバイオレットを見せてもらって、うちにはない白とピンクの葉を分けてもらった。
室内用の土は外の園芸土とは違うというのを知らなかった。
だからコバエが煩かったのか。
アフリカンヴァイオレット用の土があるってことも知らなかった。
外の園芸用を使っていた。
帰ってきて早速もらった葉を土に挿した。
こんなに大きくなった。
きっちりと襟を幾重にも重ねた着物のよう。
固く青く慎ましい。
先っぽから小さなおかっぱのおんなのこが出てこないかな。
by ymomen
| 2025-06-25 01:45
| アメリカの季節
|
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Comments(2)
momenさん、こんにちは!
うちだとカレーやトマトソースとかキャセロールなど冷凍して忘れた頃に出すのはOKですがレストランでお持ち帰りしたレフトオーバーを夫が食べる事はほとんどありません。(かなり気に入ったものでない限り。。。)基本昔からレフトオーバーが好きではないようです。 昔、社に出勤していた頃は 私はわざと夕ご飯を少し多めに作って翌日のお弁当箱に入れていましたが、夫はほとんどサンドイッチでした。
確かにお持ち帰りした食べ物が後日美味しいと感じたことはほとんどないかも。。。
たまに夫に先立たれた後の自分はどんな日々を過ごすんだろうと考える事があります。(もちろん私が先に逝く可能性だってあるのですが、彼の方が3歳年上なので。。。笑) 一人暮らしというものをしたことがない私なので想像がつきません。 よいお友達やお隣さんが近くにいるときっと心強いですよね。
うちだとカレーやトマトソースとかキャセロールなど冷凍して忘れた頃に出すのはOKですがレストランでお持ち帰りしたレフトオーバーを夫が食べる事はほとんどありません。(かなり気に入ったものでない限り。。。)基本昔からレフトオーバーが好きではないようです。 昔、社に出勤していた頃は 私はわざと夕ご飯を少し多めに作って翌日のお弁当箱に入れていましたが、夫はほとんどサンドイッチでした。
確かにお持ち帰りした食べ物が後日美味しいと感じたことはほとんどないかも。。。
たまに夫に先立たれた後の自分はどんな日々を過ごすんだろうと考える事があります。(もちろん私が先に逝く可能性だってあるのですが、彼の方が3歳年上なので。。。笑) 一人暮らしというものをしたことがない私なので想像がつきません。 よいお友達やお隣さんが近くにいるときっと心強いですよね。
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ziggyさん
おはようございます。
外で食べるものには何が入っているが厳密にはわかりませんし、おっしゃっていたようなサーヴィス料金がかかるのにも納得いきませんしね。
独りになったら、というと不安です。
家の支払いが完了していても、毎年税金を払う責任があるということも知りませんでした。
ジャンが6000ドルと言っていて、びっくりしてだったらなおさらわたしはアパート暮らしのほうがいい、と夫に言ったら、アパート借りるほうがもっとかかると言われて自分の無知ぶりを思い知らされるばかりです。
ジャンはしっかりしていて、いまの家を売って小さな家を建てようかなんて考えていて、強いなあと感心していたら、なりゆきで強くなれるものなのよ、と言っていました。
に
おはようございます。
外で食べるものには何が入っているが厳密にはわかりませんし、おっしゃっていたようなサーヴィス料金がかかるのにも納得いきませんしね。
独りになったら、というと不安です。
家の支払いが完了していても、毎年税金を払う責任があるということも知りませんでした。
ジャンが6000ドルと言っていて、びっくりしてだったらなおさらわたしはアパート暮らしのほうがいい、と夫に言ったら、アパート借りるほうがもっとかかると言われて自分の無知ぶりを思い知らされるばかりです。
ジャンはしっかりしていて、いまの家を売って小さな家を建てようかなんて考えていて、強いなあと感心していたら、なりゆきで強くなれるものなのよ、と言っていました。
に




