2025年 01月 30日
Penny |
新大統領は、日々新改革案を宣言しているが、そのうちに、1セント硬貨を廃止する項目がある。
突拍子のないことを、と思ったら、ちゃんと理由がある。
日常使われているアメリカの硬貨は以下のとうりで、このほかに50セント、1ドル硬貨もあるが、滅多に使われない。
penny・1セント
nickel・5セント
dime・10セント
quarter・25セント
この案の理由は、現在1セント硬貨ひとつの生産費に、ほぼ3セントかかるため、生産するたびに国家は損をする事態になった。
原料の銅と亜鉛が値上がりしたのが原因らしい。
さらには、それぞれ、
5セント硬貨には7.53セント、
10セント硬貨には3.9セント、
25セント硬貨には9セントの生産費がかかる、
というデータがあり、5セント硬貨もまた実際の価値よりも生産費が上回っている。
道端や駐車場で硬貨が落ちているとわたしは拾うが、見過ごすひとも多い。
1セントであろうが、5セントであろうが、金銭を粗末に扱うのは冒涜だと思うから。
日本でも1円硬貨がそうあしらわれてはいないか。
1円、5円、10円硬貨は見過ごすが、50円、100円硬貨は拾うというのもなんだかこ狡いような気もする。
1円硬貨はアルミ製でいかにも重みがなく、ペニーは日本の10円玉を大きくしたような感じがある。
クレジットカードで支払いをする日常では現金を使わない日も多い。
硬貨を持ち歩くのが億劫になってきて久しい。
ある家の床にペニー硬貨を敷き詰めてタイルの役目にしていた写真を見た。
金銭をそういうふうに扱うのは不謹慎に思ったが、タイルを買うよりも安価なのである。
その昔には貝が金銭の役目を果たしていたから、貝殻を家具や壁に埋め込んで装飾とするのに変わらない感覚なのだろうか。
ペニーが金銭の価値を失くす前に銀行へ持ち込もうと思ったけれど、銅としていくらかはとっておくのも役に立つかもしれない。
例えばカーテンの裾に縫いこんで適度の重石とする場合、そういう素材ひとつに1セント以上支払うに違いない。
こどもたちが幼いころ、靴の裏にペニーをいくつか張りつけてタップシューズ代わりに遊んだこともあった。
膝を痛めたとき、膝が隠れるソックスの膝部分にペニーをいくつか折り込んでみたこともある。
by ymomen
| 2025-01-30 01:49
| アメリカの季節
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