2024年 06月 04日
どっちもびっくり |
風に吹かれてこんもり溜まった葉を掴んで袋に移した途端、何かが飛び出た。
ぼってり太った蛙であった。
びっくりしたけど、蛙のほうだって、いきなり何者かに掴まれて驚いたに違いない。
昨年玄関の出窓の陰に置いた鉢にうっすら土を被って数週間棲んでいた蛙にそっくりだ。
彼を見つけてから、毎日表に出ては、まだそこにいる、と認めていた。
土が乾かないように水をかけてやると、うっすら目を開けて、気持ちよさそうだった。
そこをねぐらに、どこかをうろついていたのだろうけど、見たことはない。
もっと雑草が茂っている、水分の保たれるところに棲めばよさそうなのに、その鉢から動かなくて、ついに死んで、埋めてやった。
寿命を知っていて、そこで全うしたのだろうか。
今年は蛇の抜け殻が見つからない。
昨年も見つからないと思っていたら、日本から帰ってきて、生い茂ったホースラディッシュの葉を切っていたら、その下に破れたストッキングみたいな殻が見つかった。
それでも庭のあちこちで何度も蛇は見ている。
毒のない蛇なら心配ない。
散歩に出るとき赤ちゃん蛇が芝を横切るのを見つけて、お、と思ったらむこうも硬直したから、わたしの存在に警戒したのだろう。
ライラックの茂みの下に、蛇の親子が棲んでいる。
先週ダイニングルームの片隅でサソリを見つけてとっさに掃除機で吸ったけど、さそりだって、わたしと同じくらいびっくりしただろう。
捕まえて庭に放してやればよかったと後悔した。
こういう者に対して、ひっ、とおののくけど、悪い人間に遭遇しても、一目ではわからない。
by ymomen
| 2024-06-04 01:07
| アメリカの季節 夏
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