2024年 04月 28日
Italian Cream Cake |
Italian Cream Cake
初めて食べたのは順子さんちのクリスマスパーティーで、おいしかったからレシピをもらった。
順子さんとは30年来のつきあいで、姉のような存在だ。
おいしいもののレシピも含めて、いろんなことを教えてくれる。
そのレシピもまた、先日紹介したレシピ本の姉妹版のデザートばかりを編纂したのに載っている。
ちょっと違うところもある。
アイシングのバターの量が順子さんがくれたレシピは二倍だ。
ケーキ本体のバターも二倍になっているのは、いくらなんでもこれは順子さんの書き間違いだろう。
”Recipe Hall of Fame Dessert Cookbook”
これもペーパーバックで、その宿命か年月のせいか、外れているページもある。
25年ほど昔に買ったものだからしかたがない。
ケーキ、チーズケーキ、パイ、ペストリー、プディング、クッキー、ブラウニー、バークッキー、とライフル、トルテ、氷菓子と分類されて、さらに、ケーキミックスを使ったものもあるのはいかにもアメリカらしい。
Italian Cream cakeはおいしいけれど、イタリアにはないケーキだと思う。
リコッタやマスカルポーネならまだしも、クリームチーズというものを、イタリアでは本来使わなかったものだろうし、ふんだんに使うぺカンは北米に育つもので、もともとイタリアに育つ樹ではないだろう。
さらに混入するココナッツもイタリアとは無関係ではないか。
そういうものをItalian Cream Cakeと名乗るのは厚かましく、アメリカらしくもある。
生粋のイタリア人からクレームが出そうなものだ。
ふだんわたしが焼く菓子は、材料を次々に加えながら攪拌するのみというもので、卵を黄身と白身に分けて泡立てるという段階のないものばかりだから、卵の泡立て、というと、もうそれだけで、ふだんの手間ではすまない、と思う。
けれど電動泡立て器で、まず卵白を泡たてておいてから、バターやほかのものを混ぜる作業に移れば、泡立て器の羽を洗う必要がなく、いつもと違うのは、卵の泡たてに使うボウルがひとつ余計に洗わなければいけないだけだ。
ショートニングをバターに変更した以外には、アイシングには粉糖が本来450g入るのを、150gに減らした。
また、双方に香料にバニラエクストラクトとあるのを、ラム酒に替えた。
ラム酒を加えてますますイタリアから遠ざかる。
バニラペーストを使って悪いことはないのに、菓子のレシピには必ずと言っていいほどバニラエクストラクトと書かれているから、それに逆らいたいのだけれど、だからといってそのたびにラム酒を使うわたしもどうか。
ケーキ
*レシピにはショートニングとバターを半々とあるのを、わたしはバターを全部にして作る。
*ケーキ本体に混ぜるのとアイシングに使うぺカンナッツを弱火で軽く炒り、刻んでおく。
*卵は卵黄と卵白に分けておく。
バター 200g
砂糖 380g
卵 5個
小麦粉 250g
バターミルク 250㏄
塩 ひとつまみ
重曹 小匙1
ラム酒 大匙2
ぺカンナッツ 250㏄
ココナッツ 70g
1,二つのケーキ型の底に丸く切り取った紙を敷いておく。
オーブンを180度に温める。
2,卵白を硬く泡たてておく。
3,室温に戻したバターを泡立て器で柔らかく練り、砂糖、卵黄、ラム酒、バターミルクを順によく空気を含ませるように合わせ、粉類を合わせておいたのを混ぜ、(2)とぺカンナッツとココナッツも合わせ、ケーキ型に流し、30-40分焼く。
そのまま型から外さずに冷ます。
アイシング
100g バター
200g クリームチーズ
ラム酒 大匙2
粉糖 150g
ぺカンナッツ 250㏄
室温に戻したバターとクリームチーズを泡立て器で練り、ラム酒と粉糖を加え滑らかによく攪拌して、ナッツを加える。
冷めたケーキの間と表面に塗り、冷蔵庫で数時間落ち着かせる。
こういう丸い二段のケーキを焼くとき、ひとつ焼いて横半分に切ってもいいが、ふたつに分けて焼くほうが、焼き時間が短縮できるし、切るときにクラムがでる無駄を省く。
ふだんの焼き菓子は、パイレックスに流して切り分けるというものばかりだから、層になっている丸いケーキができあがると、ちょっとよそゆきに見える。
おなじケーキをパイレックスに流して、同じアイシングを表面に塗るのでもかまわない。
材料の羅列では、ずいぶんこってりしたケーキの印象だが、そうでもない。
クリームチーズのフロスティングが案外軽く、ケーキ本体とよくなじみ、ぺカンナッツのアクセントがきいている。
ケーキ本体にもアイシングにもラム酒を記載した倍以上使ったので、ラムケーキと変名してもいいくらいの出来で、あまり呑めないわたしは一切れ食べるとほろ酔いする。
わたしの嗜好ではかなり上位にあるケーキだ。
by ymomen
| 2024-04-28 01:14
| お菓子
|
Trackback
|
Comments(0)




