2024年 03月 20日
"42”・”How the Universe Works” |
昨年末にお目にかかった新しいともだちは、若いご夫婦。
結婚なさって間もないおふたりは、新生児を見るように眩しくて、溌剌としている。
そのおふたりが教えてくださった映画。
”42”
2013年製作。
メジャーリーグでの初めてのアフリカ系選手、ジャッキー・ロビンソンを語る映画。
スポーツファンの夫も、この映画を知らなかった。
42はロビンソンの背番号で、この番号は彼の引退後には所属していたブルックリンドジャーズではもちろん、ほかのリーグでも誰にも使われることはない。
ロビンソン自身を演じた俳優もいいが、ハリソン・フォードが演じたドジャーズのマネージャー、ブランチ・リッキーがまたすばらしい。
一般社会がロビンソンの存在を非難し、ロビンソンがあからさまな醜い脅しを浴びるなか、リッキーに、どうして自分をリーグに入れたのか、責めるように詰問する。
”野球というスポーツをこよなく愛しているのに、あってはならないルール(人種差別)を孕んでいるのが許せない’’
と答えるのに心を打たれる。
ご夫妻とのご縁がスポーツに関してのことで、スポーツが社会を変えていく役目についてを考えさせられた。
運動が苦手でいた自分が、スポーツの価値をわかるようになってきた。
健康にスポーツが貢献するのはもちろん、こどもの成長に、人同士の潤滑油に、精神のバランスに、大きな価値がある。
夫が幼いころからスポーツなら種目を問わずに好きなのは、そういうことだろう。
”How the Universe Works”という、宇宙についてのドキュメンタリー番組を観る。
宇宙の画像は宝石箱のようでもあり、サクマドロップスを闇に散らばせたようでもあって、美しい。
そのなかにわたしたちがいる。
ビッグバングセオリーは、何百億年前に何にもないところから、宇宙が始まって、それぞれの星が誕生し、命が宿る星もある。
宇宙という籠があれば、地球なんて、編のすきまにかかる塵のようなもので、その表面でわたしたちは右往左往して生きている。
むかしむかし、ヒトなんて地球に存在しなかったのに、ヒトが産まれ、増殖して、いろんな道具や思想を造りだしてきた。
もとをたどればガスやミネラルしかなかったところから、よくもヒトはこれだけいろいろなものを創造したものだ。
音楽にしたってそうだ。
ちっぽけでも、悪あがきしているだけであろうとも、生きている。
わたしたちがここに存在していることこそが奇跡なのだ。
数知れない植物や動物がわたしたちと共存していることが奇跡なのだ。
こうして面識のない方と交信していることが奇跡なのだ。
by ymomen
| 2024-03-20 00:49
| 映画・テレビ
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