2023年 08月 10日
car coat |
もともと、Car coat という呼び名らしい。
車を運転するときに着るコートというのらしいが、座っていたら裾が皴になるだろうから合点がいかない。
Trench Coat というとわかってもらえる場合が多いが、Trench Coatとは違う。
トレンチコートとは、合わせのボタンがダブルになっていて、ウエストにベルトで閉めるデザインで、ミリタリー調のコートだ。
だからここでわたしが書きたいコートとは違う。
合わせのボタンはシングルで、ウエストにベルトの通らない、ごくシンプルな、昔の銀行員がスーツの上に羽織って通勤したようなコートのことを言っている。
一般にあるレインコートの様相でもある。
十代にスタイルカウンシルのアルバムジャケットを見てから、いつかこんなコートが似合うおとなになりたいと思うようになった。
ポール・ウエラ―の着ているコート。
そのアルバムは”Cafe Bleu"
渡米してから、数着求めた。
初めの一着はスリフトストアで買った誰かの手製だけど、ちゃんと裏地もポケットもついている。
軽くて着心地がいい。
ただ一つの難点は、袖がやや短いこと。
誂えたひとの腕はわたしのよりも短かかったらしい。
それからCoachのコートをEbayで買った。
これはしっかりした厚い布でいかにも上等。
ポール・ウエラ―のコートに近づいた。
彼のはどこの仕立てだったのだろう。
キャサリーン・ヘップバーンが晩年プライベートで着ていたコート姿も好きだ。
何でもないぺらぺらのコートを羽織っている。
彼女のコートはブランドものではない気がする。
そういうことにこだわらなかったひとではないか。
小さな町の地元のひとが買う洋服屋のショーウインドウを、彼女が覗いている写真も見た。
これは、わたしの一着目のコートに似ている。
どちらもドライクリーニングに出さず、ネットに入れてデリケート・モードに調節した洗濯機で洗う。
猛暑時にコートを買うひとはあまりいないから、古着をオークションで探すには好機かもしれないと、そういうサイトを覗いてみた。
Banana RepublicやGapなどでも、ひと昔以前に出回ったものは裏地もついているし、素材もよく、いまどきの新品を買うよりも仕立てがいい。
コートやセーターを着こむ季節が待ち遠しい。
by ymomen
| 2023-08-10 02:14
| 装い
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