2023年 06月 28日
Un Jardin En Mediterranee Hermes |
Un Jardin En Mediterranee Hermes
Hermesにはわたし好みの香水が多い。
これもそのひとつ。
ユニセックス。
甘くないし辛くもない。
夏になると愛用する香りのひとつ。
北米のまんなかに住んでいて、海が遠いから、海を見るとうれしい。
わたしが生まれ育ったところは九州の山のなかで、臼杵がふるさとの母は、海が遠いと言っていた。
夏になると磯遊びが好きだったから真っ黒になって、赤い服を着せてもらえなかったと、いくらか悔しそうだった。
磯で岩にくっついていた牡蠣を食べたのがおいしかったという話も何度も聞いて、牡蠣を食べるたびに、日焼けしたこどもだった小さな母を空想する。
蒼い海が近いところにいるような薫り。
夏のにおい。
日焼けした肌
潮風で乱れた髪
白く泡立つ波
海に憧れるけれど、いざ出かけると、潮風でべたつく肌が居心地悪く、太陽に疲れて、沙漠のような住まいに帰って来ては安心している。
トップノート:バーガモット、レモン、マンダリンオレンジ
ミドルノート:オレンジの花、夾竹桃
ベースノート:無花果の葉、檜、赤杉、ジュニパー、ピスタシオ、麝香
さわやかな柑橘の香りで始まり、やわらかい花がある。
落ち着いた檜と杉がいつまでも残る
ロッキーマウンテインに住むわたしを、この魔法の水は一瞬にして海に連れて行ってくれる。
これは地中海の香りらしいが、日本海と違う匂いだろうか。
映画”Cinema Paradiso"のシシリー島を想う。
臼杵はみかんの産地だし、似てはいないか。
時を超えて小さな女の子だった母の遊んだ海に行きたい。
その子に牡蠣を岩から外すのを教えてもらったり、一緒にきれいな貝を探したりしてみたい。
わたしは実はその子の娘でアメリカから会いに来た、と言ったら、しばらくびっくりしても、信じてくれそうな気がする。
真っ黒に日焼けしたその子はわたしの言うことをなんでも信じてくれそうな気がする。
母はいつもわたしを信じていてくれた。
by ymomen
| 2023-06-28 03:35
| 香り
|
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Comments(6)
驚きました。わたしもこの香りが大好きで愛用しているのです。エルメスの庭シリーズはほとんど全部持っていますが、この香りが一番気に入っています。
ただこの香水、もう製造終了したようです。最近新しいボトルを買おうと思ったらなかなか見つからなくて、今回日本に行った時に空港のエルメスのブティックで訊いてみたら、そう言われました。こちらで慌てて探し回り、とりあえず1本は確保しました。ずっと使いたいと思っていたので、今後入手できなくなるのは残念でたまりません。
ただこの香水、もう製造終了したようです。最近新しいボトルを買おうと思ったらなかなか見つからなくて、今回日本に行った時に空港のエルメスのブティックで訊いてみたら、そう言われました。こちらで慌てて探し回り、とりあえず1本は確保しました。ずっと使いたいと思っていたので、今後入手できなくなるのは残念でたまりません。
1
> poirier_AAAさん
そうでしたか。
そちらを拝読しながら、勝手ながら、この方とは好みが似ていると思っていました。
一方的にうれしいです :)
これも製造中止になりましたか。
こちらでよく利用しているフレグランスのサイトでは、まだ取り扱っているのを確認しました。
もう一瓶買っておくべきかとも思ったけど、ほかにも好きなもの、いろいろあるし、とりあえずやめておきます 笑。
そうでしたか。
そちらを拝読しながら、勝手ながら、この方とは好みが似ていると思っていました。
一方的にうれしいです :)
これも製造中止になりましたか。
こちらでよく利用しているフレグランスのサイトでは、まだ取り扱っているのを確認しました。
もう一瓶買っておくべきかとも思ったけど、ほかにも好きなもの、いろいろあるし、とりあえずやめておきます 笑。
なんだかその香り、嗅いでみたくなりました。^^


