2023年 05月 11日
Never Gonna Give You Up |
Never Gonna Give You Up
Rick Astley
1987年。
わたしにとっては分岐点となった年。
当時も好きだったが、いまも好きな歌。
愛を告白する歌。
うらぎりとか、こころがわりとか、やましいことがない、晴天のようなラブソング。
”Ted Lasso” でもレベッカが、折り合いの悪かった実父の告別式で、喪主としてどう挨拶していいのか戸惑って、この歌をささやくように歌いだしたら、彼女を支えるように参列したひとびとが一緒に歌ったのがすてきだった。
Rick Astleyが童顔で、世間知らずの高校生のようだ。
1966生まれの彼が、21歳でデビューした歌。
無名の彼の歌がラジオで人気が出て、あわててビデオを製作したと彼のドキュメンタリーで知った。
歌い手よりも歌が先にひとに知れて、多くの人がその声から想像する容貌とは違っていたのもまた話題になったそうだ。
この歌は2007年にインターネットで再び人気を集めた。
歌だけを聴いてもいいが、ビデオの彼のダンスと笑顔を観ていると、一途に男の子が女の子に恋をしている思いが伝わってきて、いいなあ、と思う。
歳をとれば誰もが知る恋のむつかしさに至る前のときを、こんなふうに純粋に歌えるのはいい。
歌詞はどちらかと言えば、ごくありきたりな告白で相手をどれだけ大事に思っているか、傷つけないし、ずっとずっとそばにいるよ、というようなことで、毎日毎日彼女のことを想っているんだけど、どう伝えていいのかわからないという歯がゆさがある。
あきらが大学の二年目を終えて帰ってきた。
帰りついた夜、地下への階段に座り込んであきらはわたしにガールフレンドの話をした。
マディというその子は、あきらには大切な存在らしい。
初めてのガールフレンド。
多くの恋にともなう焦りや不安がなく、ごく穏やかにわたしに話すのが意外だ。
うちには二泊して、従弟ふたりとヨーロッパに旅立った。
三週間バックパックひとつ背負ってあちこちを観に行く。
by ymomen
| 2023-05-11 00:15
| 音楽
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