2023年 04月 12日
一喜一憂しない |
わたしたちには新しいが、世に出て久しいからご存知の方もおられるだろう。
こどもたちがわたしたちに勧めるものは、彼らが彼らの生活の一部を共有したいというメッセージがあると信じている。
夫が観る類いじゃないかもしれないと危惧したが、ふたりともすっかり気に入って観ている。
醜い場面も、事の運びが安直すぎるところもある。
わたしたちの年代にはこそばゆいというようなところもあるが、地球のこっち側で作られたドラマの展開とは異質なのがおもしろい。
この主人公が一喜一憂しない清々しい青年で、さんざんな身の上なのに、汚れていない。
物怖じしない。
堂々としている。
ひとことで言うと復讐劇なのだけど、それだけに終わらない。
ひたむきな夢を確実に現実化する彼に惹かれて、彼の夢の一部になりたいとひとが集まる。
彼を取り囲むキャラクターもまたそれぞれいい。
フィクションだもの、と捨てておけないいいものがある。
わたしが日々こうありたいと意識していることのひとつが、一喜一憂しない、だ。
感情を抑えるということではなく、自身やその周辺で起こる出来事にふりまわされないで、驕らず、動揺せず、自らをゆるぎなく踏まえることだ。
この青年はそういうひとだ。
こういうひとは、現実にもいる。
いそうにないけど、いる。
歳をとるにつれて、いまの若いひとは、と否定的な言い方をする傾向があるが、言わないで老いたい。
わたしたちが老境に近づき、こどもたちがこの主人公の世代にいる。
しらけていないで、ひたむきで、うちがわに熱いものがあるひとたちを応援したい。
毎夕、夫とニュースを観終わると、映画やテレビドラマに移る。
観ながらどちらかがソファで眠ってしまって、片方はその時点でエピソードを観終え、翌日眠ってしまったほうが見損なった部分を観て、続行するのがパターンだ。
昨夜はわたしのほうが先に眠ってしまった。
こどもたちがわたしたちに勧める映画もテレビドラマも、わたしたちが自ずから選ぶものとは違う。
わたしたちには開いていなかったドアに招き入れられているようなもので、そこに入ってみると、案外おもしろい。
韓国ドラマをこれまでにふたつしか知らないが、どちらでも、悪人は観ていられないほどの悪事をする。
あんまり残酷だから、もうそこで観るのをやめたいと思うくらいだけど、それがあるから視聴者はヒーローを応援するのだ。
わかっているけど、居心地悪い。
こどもたちから教えてもらうことは、常にある。
by ymomen
| 2023-04-12 00:47
| 映画・テレビ
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Comments(2)
あー、偉いななぁ、ムスコに勧められるもの観たことないんですよ。
この前もなんとか言う映画を観にいけとか言ってましたが、題名も忘れちゃってます。
漫画でスラムダンクだとかエヴァンゲリオンだとかひつこく言ってましたが、どうも受け付けがたい分野で。。
驕らず、動揺せず、自らをゆるぎなく踏まえる
ああ、いい言葉だなと思いました。そうありたいです。
この前もなんとか言う映画を観にいけとか言ってましたが、題名も忘れちゃってます。
漫画でスラムダンクだとかエヴァンゲリオンだとかひつこく言ってましたが、どうも受け付けがたい分野で。。
驕らず、動揺せず、自らをゆるぎなく踏まえる
ああ、いい言葉だなと思いました。そうありたいです。
1
> daikatotiさん
勧められて、どうもわたしには相性があわないというのも、あります。
でも、一応どんなのかは覗きます。
勧めてくれるというのは、愛情の表現だと解釈しているので。
でも、自分も気に入って、その感動を報告すると、とても喜ぶのです。
一緒に感動したいんだと思うと、うれしいものです。
信条に共感くださって、うれしいです。
勧められて、どうもわたしには相性があわないというのも、あります。
でも、一応どんなのかは覗きます。
勧めてくれるというのは、愛情の表現だと解釈しているので。
でも、自分も気に入って、その感動を報告すると、とても喜ぶのです。
一緒に感動したいんだと思うと、うれしいものです。
信条に共感くださって、うれしいです。



