2023年 02月 25日
水 |
ふるさとは名水で知られる。
こどものころ、ボトル詰めした飲料水を買うという日が来るなんて考えられなかった。
上京したのは80年代。
都会の水はまずいというけれど、それでも水道水を飲んでいたし、街でペットボトルを片手に歩くモデルを見かけて、それはファッションの一部なくらいにしか見ていなかった。
輸入飲料水など、わたしには不思議な存在でしかなかった。
わたしが住んでいるところの水道水は良質らしい。
テキサス州に住む義兄が来ると、それを誉める。
お茶やコーヒー、調理に使うのは水道水。
飲料用には水道水をフィルターにかけたのを使う。
ただひとつの難点は硬水だから、お茶を淹れてしばらくほうっておくと膜が張るのと、洗濯して柔軟剤を使わないと服がごわごわ、ジーンズは立つくらいだ。
入浴後の髪や体の乾燥もあるが、わたし個人としては困るほどではない。
安全性の面では問題ない。
飲料水の買い置きもあるが、滅多に使わず、ふだんはフィルターにかけた水道水を水筒につめて持ち歩く。
非常時には必要なもののひとつだ。
3週間前、オハイオ州イーストパレステインという市で、貨物鉄道車の事故があり、ガスを輸送していた貨物車が炎上して空気を、流れ出した廃棄物が水源を汚染した。
住民の呼吸器を含める健康、空気と水道水を冒し、生活を脅かしている。
飲料水にはボトル詰めの水しか信用できない。
食器や鍋類、野菜を洗うのはどうしているのだろう。
洗濯だって、洋服は身に着けるものだから、毒性のものに汚染されている水で洗っては不安だろう。
シャワー、風呂、洗顔、歯磨きにしても同様だろう。
地帯に浸み込んだ毒が、雨に濡れ、やがて気化してまた生物に影響を及ぼすという可能性はどうか。
汚染された水道水が、市民を病んだ例はここアメリカでほかにもあった。
その街が汚染されたといって、よそに移り住むのは、誰にも容易なことではない。
いまアメリカ国内には、緊急治癒の必要な問題が多い。
自国だけが平穏ならよそはどうでもいいとは言わないが、まずアメリカ国民を守ってほしい。
ここ数週間、オハイオ州の報道を観ながら、安全な水道水を好きに使えるありがたさを再確認している。
イーストパレステイーンの人々が安心して日常生活に戻れる日が来るよう祈っている。
*写真は、友人Rethishの撮影。
by ymomen
| 2023-02-25 02:40
| 暮らし
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Comments(2)
普段何気なく使っている水や電気や家庭の排水。
キャンピングカーで旅行すると、水のある生活、お湯が出る便利さ、水洗トイレが使えるありがたさを感じます。私達は普段なんという便利な世の中で暮らしているのだろうと。資源はもっと大切に使わねばと思うのだが、しばらくすると喉元過ぎれば何とやらで、そういうことを忘れてしまう。非常事態に備える準備も大切ですね。
キャンピングカーで旅行すると、水のある生活、お湯が出る便利さ、水洗トイレが使えるありがたさを感じます。私達は普段なんという便利な世の中で暮らしているのだろうと。資源はもっと大切に使わねばと思うのだが、しばらくすると喉元過ぎれば何とやらで、そういうことを忘れてしまう。非常事態に備える準備も大切ですね。
1
> miekofrenchさん
うちでもRVを所有していたことがありました。
使いこなせないうちに売りました。
短い間のことですが、おっしゃること、わかります。
家がある、暖をとる、水がある、飢えない、安全である、など、あたりまえの生活ができるって、ありがたいですよね。
うちでもRVを所有していたことがありました。
使いこなせないうちに売りました。
短い間のことですが、おっしゃること、わかります。
家がある、暖をとる、水がある、飢えない、安全である、など、あたりまえの生活ができるって、ありがたいですよね。


