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2023年 01月 11日
きのうも一昨日も、来ると言っていたのにみあが来ない。
風邪気味らしいから、出かけたくないのだろうか。 気分うかがいに電話をしたら、ずいぶんよくなったけど、家に帰れないと渋っている。 ボーイフレンドのブルックスが出張しているので、彼の犬を預かっていて、留守にできないという。 うちには2頭オーストラリアンシェパードがいて、よその犬をあまり歓迎しないから、うちに連れてくるのを迷っている。そのときになって、数日前に夫がみあのアパートメントに寄ったら、キューブというその犬が足首に嚙みついたと知った。ポータブルのナイロン製のケンネルがあるが、みあが留守にしたら食いちぎって脱出し、室内を荒らしたそうだ。 みあが出てこれないなら、あきら、夫と三人でみあのアパートメントに行くことにした。 キューブに足を噛みつかれた夫に、どんな犬かと訊くと、噛まれた恨みがあるから、いいことを言わない。 どこにでもいる犬だと言う。 犬ってそういうものじゃないかとあきらが返すと、いや、うちのココとミルキーは特別だ、かわいい、と直す。 わたしには噛みつかないように見張っておく、とわたしが怖がっていると思い込んでいる。 果たしてキューブはわたしたちを迎えて、吠えもしないでただ人懐っこく寄って来る。 一同椅子に腰かけたら、前肢をわたしの膝にかけて甘えてわたしの顔を見上げるのが愛らしい。 ブルーヒーリーというブリード。 以前獣医の待合室で、血まみれになった小型犬を毛布に包んでやってきたひとが、もう一頭飼っているブルーヒーリーに噛まれたと聞いて、ブルーヒーリーというのは凶暴性のある犬なのかという印象を持っていた。 ブルックスは出張していなくても、ふだんから仕事で留守がちだから、自宅で仕事をしているみあとずっと一緒にいられてうれしいに違いない。 あきらにもキューブが甘える。 噛んだことを覚えているのか、夫にはちょっと警戒している。 あきらもわたしも明らかにキューブを気に入ったものだから、夫も観念してキューブを撫でてやっていた。 帰宅すると、ココとミルキーがわたしたちの服を嗅いでいる。 キューブに浮気してきたことがばれている。 ココとミルキー。 もうほぼ10年一緒に暮らしている。 この子たちは一生をわたしに託して生きている。 なんと愛おしい命だろう。 毎日、どうしてお前はそんなにかわいいの、と話しかけている。 猫は気まぐれで、媚びるところがなく、毅然としていた。 猫はみあとわたしに格別なついていたから、あきらは自分の相棒を欲しがって犬を探すことになった。 一頭だけを引き取るつもりだったのに、訪ねた農場には数頭仔犬がいて、ほとんどにもらい先が決まっていた。 ココは囲いの隅にいて、引っ込み治安、おずおずとわたしたちに近寄ってわたしの手をなめた。 もう一頭白い子豚のようなのがわたしに甘噛みしてじゃれて離れない。 白いからミルキーと名付けたこの子は耳が聞こえないと聞いたけれど、わたしとこの子はウマがあうというのか、出会うことがずっと前から決められていたような気がして二頭とも連れ帰ることになった。 犬を飼うのはこれが初めてのことで、猫の静かな愛情表現と違って、賑やかで体全体で、吠えたり、尻尾を激しく振ったり、飛び上がったりして喜ぶ。 どちらもかわいい。 あきらを妊娠したとき、みあがあんまりかわいいから、次に生まれるこどもをみあと同じに愛することができるだろうかと心配した杞憂と同じみたいに、愛猫のあとに来たココとミルキーも愛おしい。
by ymomen
| 2023-01-11 07:42
| こども
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