2022年 11月 18日
ピーナッツバターのチーズムース |
ジョン・グリシャムの小説のなかに、久しぶりに帰ってくる娘が母親に、好物のピーナッツバター・パイを作っておいてほしいと頼む場面がある。どんなものだろうと、すぐに検索して、いつか作ってみようと、セイブしておいた。
アメリカらしいパイというと、林檎かレモンメレンゲ、または感謝祭のかぼちゃのパイだろうけど、ピーナッツバターのパイというのは、よその国では珍しいのではないか。
アメリカでシェフ修行をしたデヴィッド‣レヴォヴィッツがパリに居を移し、パリでの生活や食を語るエッセイはおもしろく、アメリカから持ち帰るものには、ピーナッツバターがある。
うちのパントリーにもピーナッツバターは欠かさず、ジムに行くのに空腹だと、ピーナッツバターを一匙舐めて出かける。常温で食べるのに、ピーナッツバターは舌の上ではほんのり温かく感じるのが毎回不思議だ。
パイの皮を好まないので、中身だけ作って、ムースとした。
クリームチーズひと箱(225g)を柔らかく泡立て器で練り、ピーナッツバター130mlを加えてさらに練り、好みの量の粉糖を加えて、クールホイップを合わせて、小さなメイソンジャーに分けて冷蔵庫で休ませる。
ピーナッツバターは粒入りのでも、そうでなくても。
クールホイップというのは、スーパーの冷凍庫に並んでいる、容器入りのできあいのホイップクリーム。甘さもついている。生クリームじゃなくて、植物性の偽生クリーム。生クリームを泡たてたのを使ったほうが、もっとおいしいに決まっている。その場合は、生クリーム300ccくらいでいいんじゃないかと思う。
小分けにしなくても、そのまま容器に入れて冷やして、食べるごとにグラスにすくっていただくのもいいけれど、小分けにしておかないと、目の前にあるぶん全部食べ切ってしまう傾向があるわたしには、よくない。
愛犬はもうそろそろ10歳で、同腹ということはもちろん同じ歳でも、ミルキーはほとんど歯が残っていない。ルぺス持ちだからかもしれない。ジャーキーのような固いおやつをかわいそうに噛めなくなった。ピーナッツバターなら食べられる。ピーナッツバターの瓶を開けるたび、ミルキーもココアもくんくん鼻を宙に向けて嗅いでいる。
チーズケーキも、ホイップクリームも、ムースも好きだから、当然好きな味。
ピーナッツバターだけを舐めるより、ふんわり軽く冷たく溶ける、おいしいおいしいデザートです。
甘さのないミルクティーと。
by ymomen
| 2022-11-18 07:17
| お菓子
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