2016年 06月 16日
Cristalle Chanel /Vintage |
夏に好んでまとう香りに、Cristalleがある。
苦めの柑橘系に始まって、ミドルノートはローズウッドとヒヤシンス。落ち着いたオークモスとヴェティヴァーの香りが残る。

オークションサイトで、ヴィンテージのCristalleを見つけた。
8オンスというびっくりする大きさの瓶入りで、冗談みたい。
6.8オンスの瓶がシャネルのコレクションのなかにあるのは知っているけど、8オンスなんて聞いたことがない。
それも、Fragranceと瓶にプリントされている。
Eau de Toiletteなのか、Eau de Parfumなのか、わからない。
売り手は、エステートジュエリーを専門に扱うひとで、フレグランスの類を扱うのは稀らしい。
失礼を承知で、紛い物である可能性がないかという質問をしたら、このひとの知識内での答えをしてくれた。
スプレー式ではなく、瓶を開けるとゴム状の封印がされてあり、開けられた様子はない。
箱に入っていたが、箱は痛んでいたから、処分したということ。
Eau de Toiletteなのか、Eau de Parfumなのかという表示は箱で認めなかったからわからない。
表示されている値段は79ドルで、このボトルのサイズは破格である。
3.4オンスのトワレが、100ドルを下らない。
紛い物かもしれないという疑いはぬぐいきれなくて、このフレグランスについて検索しながら数日過ぎたけれど、オークションを見れば、まだ買い手がない。
紛い物には、需要の多い3.4オンスで、No.5や Coco mademoiselleが多いらしいから、Cristalleのこのサイズでわざわざ紛い物を、というのはどうだろう?
一度開封されて中身が入れ替えられていたら、という可能性が恐ろしいけれど、売り手の信用性を見分けるしかない。
そうしているうちに、1974年に誕生したこのCristalleの広告を見つけた。
それに見るボトルにはFragranceとプリントされている。

Eau de Parfumは1993年になってから市場に出回っているから、それまでは、Cristalleは、Eau de Toiletteしか存在しなかった。
このボトルが正真正銘のCristalleであっても、香りが変わっているかもしれないという恐れもある。
古いフレグランスは、空気に当たれば酸化するし、陽にあたれば色も香りも変わる。
トップノートがあせるという傾向を聞く。
それでも、値段は悪くないし、ヴィンテージのCristalleを嗅ぎたい、こういうものに出会えるのはもう金輪際ないだろうという気持ちがあって、買った。
果たしてわたしの手元に来たこの瓶、封を開けてみれば、ゴム状の封印は確かに開けられた様子はない。
現在のCristalleとは色も香りも確かに違う。
スプレーしたときの、凍るような、鋭い、金属的な、苦い、ヴァーガモットとレモンの香りが、このヴィンテージのCristalleにはない。
フォーミュラが変わったのか、年月がこの液体を変化させたのか、わからない。
でもその印象は近い。
ベースノートははるかに近い。
全く同じ香りを期待していたかと言われれば、否。
この大瓶をあきらめていたら、いつまでも、あれはどんな香りだったのだろうかと忘れられなかったと思う。
苦めの柑橘系に始まって、ミドルノートはローズウッドとヒヤシンス。落ち着いたオークモスとヴェティヴァーの香りが残る。

オークションサイトで、ヴィンテージのCristalleを見つけた。
8オンスというびっくりする大きさの瓶入りで、冗談みたい。
6.8オンスの瓶がシャネルのコレクションのなかにあるのは知っているけど、8オンスなんて聞いたことがない。
それも、Fragranceと瓶にプリントされている。
Eau de Toiletteなのか、Eau de Parfumなのか、わからない。
売り手は、エステートジュエリーを専門に扱うひとで、フレグランスの類を扱うのは稀らしい。
失礼を承知で、紛い物である可能性がないかという質問をしたら、このひとの知識内での答えをしてくれた。
スプレー式ではなく、瓶を開けるとゴム状の封印がされてあり、開けられた様子はない。
箱に入っていたが、箱は痛んでいたから、処分したということ。
Eau de Toiletteなのか、Eau de Parfumなのかという表示は箱で認めなかったからわからない。
表示されている値段は79ドルで、このボトルのサイズは破格である。
3.4オンスのトワレが、100ドルを下らない。
紛い物かもしれないという疑いはぬぐいきれなくて、このフレグランスについて検索しながら数日過ぎたけれど、オークションを見れば、まだ買い手がない。
紛い物には、需要の多い3.4オンスで、No.5や Coco mademoiselleが多いらしいから、Cristalleのこのサイズでわざわざ紛い物を、というのはどうだろう?
一度開封されて中身が入れ替えられていたら、という可能性が恐ろしいけれど、売り手の信用性を見分けるしかない。
そうしているうちに、1974年に誕生したこのCristalleの広告を見つけた。
それに見るボトルにはFragranceとプリントされている。

Eau de Parfumは1993年になってから市場に出回っているから、それまでは、Cristalleは、Eau de Toiletteしか存在しなかった。
このボトルが正真正銘のCristalleであっても、香りが変わっているかもしれないという恐れもある。
古いフレグランスは、空気に当たれば酸化するし、陽にあたれば色も香りも変わる。
トップノートがあせるという傾向を聞く。
それでも、値段は悪くないし、ヴィンテージのCristalleを嗅ぎたい、こういうものに出会えるのはもう金輪際ないだろうという気持ちがあって、買った。
果たしてわたしの手元に来たこの瓶、封を開けてみれば、ゴム状の封印は確かに開けられた様子はない。
現在のCristalleとは色も香りも確かに違う。
スプレーしたときの、凍るような、鋭い、金属的な、苦い、ヴァーガモットとレモンの香りが、このヴィンテージのCristalleにはない。
フォーミュラが変わったのか、年月がこの液体を変化させたのか、わからない。
でもその印象は近い。
ベースノートははるかに近い。
全く同じ香りを期待していたかと言われれば、否。
この大瓶をあきらめていたら、いつまでも、あれはどんな香りだったのだろうかと忘れられなかったと思う。
by ymomen
| 2016-06-16 00:09
| 香り
|
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Comments(2)
もめんさん、こんばんは。
ヴィンテージの香水、興味深々です。
ワインのように寝かせたことで香りに深みが出るとかそういう風にはならないのでしょうか、とちょっと思ったり。
確かに手に入れなければ、ずーっとあれは一体どんなだったのかしら、、、?って気になり続けますよね。
それを思えば79ドルはお安かったのかもしれませんね。
教えていただいたセルジュルタン、まだ手に入れられていません。
何度かお店で何種類ずつかをしゅっと手首や置いてある紙に吹き付けて、どの香りにしようか、、、と迷い続けています。
どれも私好みなので、これ!と一種類に決めきれないんです、、、この時ばかりは優柔不断であることがホントに嫌になっちゃいます。
段々夏が近づくにつれて、セルジュルタンの香水って冬向きな香りだな、と思ったりして、ますます決断できなかったり。
今年中にはどれかまずは一つ、これ!と言うものを決めて手に入れたいな、と思っています。
またぜひ香りのお話聞かせてくださいね。
もう一つのブログの方も見てくださってありがとうございます。
USユニクロのサイトは覗いたことがないのですが、やはり各国特色があるのですね。
英国は今週からサマーセールシーズンが始まりました。
私も先ほどUKユニクロのサイトで私と子供たちのお買い物済ませてきました。
この冬に着るダウンコートも格安で買えて大満足です^^
ヴィンテージの香水、興味深々です。
ワインのように寝かせたことで香りに深みが出るとかそういう風にはならないのでしょうか、とちょっと思ったり。
確かに手に入れなければ、ずーっとあれは一体どんなだったのかしら、、、?って気になり続けますよね。
それを思えば79ドルはお安かったのかもしれませんね。
教えていただいたセルジュルタン、まだ手に入れられていません。
何度かお店で何種類ずつかをしゅっと手首や置いてある紙に吹き付けて、どの香りにしようか、、、と迷い続けています。
どれも私好みなので、これ!と一種類に決めきれないんです、、、この時ばかりは優柔不断であることがホントに嫌になっちゃいます。
段々夏が近づくにつれて、セルジュルタンの香水って冬向きな香りだな、と思ったりして、ますます決断できなかったり。
今年中にはどれかまずは一つ、これ!と言うものを決めて手に入れたいな、と思っています。
またぜひ香りのお話聞かせてくださいね。
もう一つのブログの方も見てくださってありがとうございます。
USユニクロのサイトは覗いたことがないのですが、やはり各国特色があるのですね。
英国は今週からサマーセールシーズンが始まりました。
私も先ほどUKユニクロのサイトで私と子供たちのお買い物済ませてきました。
この冬に着るダウンコートも格安で買えて大満足です^^
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フレグランスの類は年月が経つと、ありがたがられないようです。それでも購入して後悔はなく、大瓶なので、惜しげなくどんどん楽しんでいます。
セルジュ・ルタンのフレグランスはスパイシーな香りが多いから、おっしゃるように、寒い時期に恋しいですね。昔は季節に関係なく、好きなものは好き、と香りを選んでいたけれど、いまははっきり季節によって魅かれる香りが違うのを意識しています。わたしが持っているルタンの香りは、Chergui、 Ambre Sultanのふたつ。どちらもオリエンタル・スパイシー系。cherguiはユニセックス。タバコの香りがある、といっても、上質のクラシックなタバコのふくよかな香り。Ambre Sultanは女性用とは言え、ユニセックスでも通用する辛めの香り。バルサミックで、わたしの好きなミルラ(没薬)がベースのひとつ。イネスがどこかの取材で、これが彼女の気に入りだと読んだ記憶があります。
どれかひとつ、と決められない気持ち、わかります。だから、わたしもフレグランスについては、あれもこれも、と欲張っている :)
以前書きましたが、セルジュ・ルタンのホームページにサンプルをリスクエストするメイルを送信したら、何十種類もの練香水のサンプルを送ってくれたことがありました。いまもそのサービスがあるなら、利用してみてはいかが? 個人的には練香水では実際、自分の体にどうトワレが香りのか経験できないと思ったけど、香りを確認するにはありがたい存在でした。
ユニクロ、わたしにはUSのサイトがなじみなので、日本のサイトを見たら、まるで日本のスーパーのチラシみたいだ、と思いました :)
日本のサイトは品ぞろえが充実していて、うらやましいです。
いまではセール、サイトでよくのぞいています。
もうSold Outしてしまったと思っていたものが、また出てきていたりしておもしろいですね。
スエットパンツははかないみあも、ユニクロのは、だらしなくみえないので気に入っています。
セルジュ・ルタンのフレグランスはスパイシーな香りが多いから、おっしゃるように、寒い時期に恋しいですね。昔は季節に関係なく、好きなものは好き、と香りを選んでいたけれど、いまははっきり季節によって魅かれる香りが違うのを意識しています。わたしが持っているルタンの香りは、Chergui、 Ambre Sultanのふたつ。どちらもオリエンタル・スパイシー系。cherguiはユニセックス。タバコの香りがある、といっても、上質のクラシックなタバコのふくよかな香り。Ambre Sultanは女性用とは言え、ユニセックスでも通用する辛めの香り。バルサミックで、わたしの好きなミルラ(没薬)がベースのひとつ。イネスがどこかの取材で、これが彼女の気に入りだと読んだ記憶があります。
どれかひとつ、と決められない気持ち、わかります。だから、わたしもフレグランスについては、あれもこれも、と欲張っている :)
以前書きましたが、セルジュ・ルタンのホームページにサンプルをリスクエストするメイルを送信したら、何十種類もの練香水のサンプルを送ってくれたことがありました。いまもそのサービスがあるなら、利用してみてはいかが? 個人的には練香水では実際、自分の体にどうトワレが香りのか経験できないと思ったけど、香りを確認するにはありがたい存在でした。
ユニクロ、わたしにはUSのサイトがなじみなので、日本のサイトを見たら、まるで日本のスーパーのチラシみたいだ、と思いました :)
日本のサイトは品ぞろえが充実していて、うらやましいです。
いまではセール、サイトでよくのぞいています。
もうSold Outしてしまったと思っていたものが、また出てきていたりしておもしろいですね。
スエットパンツははかないみあも、ユニクロのは、だらしなくみえないので気に入っています。

