2009年 11月 18日
慰問 |
みあがコーラス部に入り、今回老人ホームを数軒に渡り慰問する”ツアー”に参加しました
”ツアー”というのは、顧問の音楽の先生が父兄に、この日は慰問のために午前中は授業をこれらの生徒は欠席をするという通達に書かれていた言葉
ツアーなんていうと、人気グループが地方でコンサートするような響きで大げさな気もしますが
午前中いっぱいかけて4箇所の老人ホームで歌ったそうです
帰ってきたみあが言うには、
”眠ってるひともいた”
”みあたちの歌が心地よくって眠ったのじゃない?”
”そうじゃないと思う
歌う前から眠ってるひともいたから”
”赤ちゃんの人形をずっと抱いてキスしてるおばあさんがいた”
”ひとりのおばあさんが、わたしたちみんなにキスしたがるから男の子たちはいやがってたの”
”自分が誰だかわからなくなってるひともいた”
"指を口のなかに入れてもぐもぐしてるひともいた”
ふだんの合唱の成果を公共の場で披露するという興奮に出かけたみあですが、予想以外のことを学んできて、いくらかショックだったのかもしれません
いい社会勉強になったのではないかしら
”ツアー”というのは、顧問の音楽の先生が父兄に、この日は慰問のために午前中は授業をこれらの生徒は欠席をするという通達に書かれていた言葉
ツアーなんていうと、人気グループが地方でコンサートするような響きで大げさな気もしますが
午前中いっぱいかけて4箇所の老人ホームで歌ったそうです
帰ってきたみあが言うには、
”眠ってるひともいた”
”みあたちの歌が心地よくって眠ったのじゃない?”
”そうじゃないと思う
歌う前から眠ってるひともいたから”
”赤ちゃんの人形をずっと抱いてキスしてるおばあさんがいた”
”ひとりのおばあさんが、わたしたちみんなにキスしたがるから男の子たちはいやがってたの”
”自分が誰だかわからなくなってるひともいた”
"指を口のなかに入れてもぐもぐしてるひともいた”
ふだんの合唱の成果を公共の場で披露するという興奮に出かけたみあですが、予想以外のことを学んできて、いくらかショックだったのかもしれません
いい社会勉強になったのではないかしら
by ymomen
| 2009-11-18 06:09
| こども
|
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Comments(8)
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yamoed at 2009-11-18 07:07
お久しぶりです!
みあちゃん、なかなか鋭い観察力ですね。今まで見たことの状況を目の当たりにして、子供ながら色々思うことがあったのでしょうね。いい社会勉強になりましたね。
>そう、子供が学校に行きだしたら、夏休みか、せいぜいイースターかクリスマス時期に2,3週間しか里帰り出来なくなりますよね(涙)もう一度1ヶ月くらい帰ることが出来るかなぁ、、と思っているのですが。。
みあちゃん、なかなか鋭い観察力ですね。今まで見たことの状況を目の当たりにして、子供ながら色々思うことがあったのでしょうね。いい社会勉強になりましたね。
>そう、子供が学校に行きだしたら、夏休みか、せいぜいイースターかクリスマス時期に2,3週間しか里帰り出来なくなりますよね(涙)もう一度1ヶ月くらい帰ることが出来るかなぁ、、と思っているのですが。。
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まなみ
at 2009-11-18 08:10
x
子供のときからいろいろなことろを自分の目でみるのはいい勉強ですね。
きっと身になったでしょう。
娘の学校でも身障者の施設を訪問したり招いたりと交流がありますが、ボランティアとかもっとさせてもいいと思います。小学生にと言うわけではなく、大学生までみんな。
そういうところ、アメリカより遅れてる気がするから、もっと若い元気な手がいるところで奉仕して学んでほしいなと思います。
きっと身になったでしょう。
娘の学校でも身障者の施設を訪問したり招いたりと交流がありますが、ボランティアとかもっとさせてもいいと思います。小学生にと言うわけではなく、大学生までみんな。
そういうところ、アメリカより遅れてる気がするから、もっと若い元気な手がいるところで奉仕して学んでほしいなと思います。
みあちゃんにとってはちょっと衝撃の体験だったかしら、、、
でもこの時期にこういう経験をする、ってすごくいいことだと思います。
私も高校生の時に学校の隣にあった身障者の養護施設でボランティアをしていた事があります。
その時の経験って今になってもやっぱり色々思うところがあるので、みあちゃんのツアー、きっとこれからの人生にとってプラスになったんじゃないかしら。
ツアーはまだ定期的にあるのですか?それともこの1度きりだったのかしら?
でもこの時期にこういう経験をする、ってすごくいいことだと思います。
私も高校生の時に学校の隣にあった身障者の養護施設でボランティアをしていた事があります。
その時の経験って今になってもやっぱり色々思うところがあるので、みあちゃんのツアー、きっとこれからの人生にとってプラスになったんじゃないかしら。
ツアーはまだ定期的にあるのですか?それともこの1度きりだったのかしら?
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morimaman at 2009-11-19 18:14
そうですね。
義父のホームも、地域の小学校の子供たちとの交流があるのですが、
ショックを受けているお子さんたちもいるかもしれませんね。
でも、歳の取り方は自分で選べないもの、、、それを実感している今日この頃なので、お子さんたちにも、いろいろな歳の取り方があると、思って頂きたいですね。
みあちゃんが、繊細な心でどう思われたか、、、本人同様、身内にも受け入れが難しい時もあるから、こればかりは難しい。
義父のホームも、地域の小学校の子供たちとの交流があるのですが、
ショックを受けているお子さんたちもいるかもしれませんね。
でも、歳の取り方は自分で選べないもの、、、それを実感している今日この頃なので、お子さんたちにも、いろいろな歳の取り方があると、思って頂きたいですね。
みあちゃんが、繊細な心でどう思われたか、、、本人同様、身内にも受け入れが難しい時もあるから、こればかりは難しい。
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ymomen at 2009-11-20 06:30
Yamoedさん、
こどもの目はおとなの目よりも、観察力があるのかもしれません
こどもだからこそ見えることも多いでしょうか
こどもが学齢に達するのは、長かったようでも、今思えば短かったとも思えます
いまのわたしは、はやくこどもが大きくなって、ひとりで身軽に帰国する日が来るのが楽しみです
こどもの目はおとなの目よりも、観察力があるのかもしれません
こどもだからこそ見えることも多いでしょうか
こどもが学齢に達するのは、長かったようでも、今思えば短かったとも思えます
いまのわたしは、はやくこどもが大きくなって、ひとりで身軽に帰国する日が来るのが楽しみです
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ymomen at 2009-11-20 06:35
まなみさん、
社会奉仕・ボランティアということ、わたしは近年になってやっと理解しています
社会と個人がつながるためのひとつの方法
自分の存在理由を確認する方法
自分を育むひとつの方法
わたしの場合は、ボランティアで社会を助けるというよりは、自分が受ける報酬のほうが大きいと感じています
こどもにもこういう経験をさせるのは、とてもいいとわたしも思います
社会奉仕・ボランティアということ、わたしは近年になってやっと理解しています
社会と個人がつながるためのひとつの方法
自分の存在理由を確認する方法
自分を育むひとつの方法
わたしの場合は、ボランティアで社会を助けるというよりは、自分が受ける報酬のほうが大きいと感じています
こどもにもこういう経験をさせるのは、とてもいいとわたしも思います
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ymomen at 2009-11-20 06:40
Saoriさん、
ホリディ・シーズンということもあるので、今月来月でいくつかまた違うツアーがあるようです
学校のなかで学ぶほかに、こんな機会があるのはありがたいと思っています
小さなみあの頭の中でいろんな思いがあったことでしょう
ときどき、みあがわたしの年齢を訊くのですが、その数がピンとこないみたいです
老いということがピンとこない
今回の経験で、ちょっとなんとなくでもわかったかな・・・?
ホリディ・シーズンということもあるので、今月来月でいくつかまた違うツアーがあるようです
学校のなかで学ぶほかに、こんな機会があるのはありがたいと思っています
小さなみあの頭の中でいろんな思いがあったことでしょう
ときどき、みあがわたしの年齢を訊くのですが、その数がピンとこないみたいです
老いということがピンとこない
今回の経験で、ちょっとなんとなくでもわかったかな・・・?
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ymomen at 2009-11-20 06:47
Morimamanさん、
みあの世代のこどものなかにも、障害を持つ子はいるし、違う肉体、精神条件のあらゆるひとに接するのはいいことだと思います
まずそういう場合、奇異に思うことは仕方のないこと
おとなだって同じですが、それを理解しているか、表面に現さないという訓練ができているかというだけ
その段階を乗り越えて、どうすればこれらのひとやその周りのひとがよりよく生きられるのかというところまで考えられるようになって欲しいです
まだ今回は、とてもそこまで頭は回らないでしょうが、ともかくいい経験だったと思います
ショックはショックだったでしょうが、映画やテレビで殺人などの残酷なシーンを見たことがあるのだから、それに比べればひとが老いる姿に接することはごく自然なことですよね
みあの世代のこどものなかにも、障害を持つ子はいるし、違う肉体、精神条件のあらゆるひとに接するのはいいことだと思います
まずそういう場合、奇異に思うことは仕方のないこと
おとなだって同じですが、それを理解しているか、表面に現さないという訓練ができているかというだけ
その段階を乗り越えて、どうすればこれらのひとやその周りのひとがよりよく生きられるのかというところまで考えられるようになって欲しいです
まだ今回は、とてもそこまで頭は回らないでしょうが、ともかくいい経験だったと思います
ショックはショックだったでしょうが、映画やテレビで殺人などの残酷なシーンを見たことがあるのだから、それに比べればひとが老いる姿に接することはごく自然なことですよね