2006年 12月 31日
マーシャのジャーマンチョコレートケーキ |
”きょうはリックの誕生日だから、彼の好きなケーキを作る”と言って、マーシャは台所に立ちました。まるでお昼のサンドウイッチをこしらえるような気軽さで、エプロンもかけずに。そうして、今わたしが持っている、マーシャからその時うつし書いたレシピカードくらい古びたカードを捜し出しました。わたしが書き写したそのレシピカードは、角が擦り切れ始めて、ボールペンの文字が滲んで薄くなってきています。
そのころ、まだ結婚するまえの夫とわたしは、リックとマーシャとよく週末を過ごしていました。
リックは夫と同じ職場にいたひとで、親しくなる前は、わたしが職場に寄るたびにわたしが視界に入っているのに、いないかのように振舞っていたので、嫌われているのだろうと思っていました。
ひげもじゃの快活にいつも笑っているひとでした。何本ビールを飲んでも、相変わらず豪快に笑っているひとでした。
奥さんのマーシャは、赤毛でそばかすがあって、静かな微笑みを絶やさない、めがねの似合う知的な美しいひと。化粧っ気がありませんでした。どんなに楽しいことがあっても、甲高い声をあげて笑うことはなかったように記憶しています。
当時のわたしたちはまだ若く、リックとマーシャはうんと年上に思えましたが、今のわたしたちくらいの年齢だったでしょう。高校生同士のつきあいで、卒業と同時に結婚したのですから、まだ十代だった新郎新婦です。こどもはなく、そのぶん、お互いをたいせつに思いやっていたように見えました。
年下のわたしたちを湖でのボート遊びや、山のハイキングなどに連れ出してくれたり、お宅でバーベキューをしながら、カード遊びをしたりして、誘われるままに甘えていました。
そのケーキは、変わっています。
スポンジケーキをマヨネーズで作るのです。
あとの水分は水。
スポンジケーキは、卵の泡立てがなければできないと思っていたわたしにとっては、驚きでした。マヨネーズはしょっぱいもの。お惣菜に使うもの、という固定観念もありました。
トッピングは、キャラメルのような味。これもちょっと日本でお目にかかるケーキにはないお味ではないでしょうか。
そのころ、わたしはまだ大学生で、数学の授業をとっていました。日本にいたころは数学は苦手だったのに、こちらでは自信の科目でした。試験のたびに最高点を争っていたのは、日本人のまさるくん、わたし、そしてマリッサ。この講義を担当していた女性の教授はまさるくんの名前を呼ぶときに、”ま”を柔らかく発音して、”さる”にアクセントを置いて呼んでいたので、”さる(monky)”と呼ばれているみたいだと、まさるくんはよく苦笑いしていました。
マリッサは長い髪、長い足、大きな目と口がチャーミングな美人さん。
キャンパスで見かける彼女はいつも誰か男友達と楽しそうに話しながら闊歩していましたし、図書館ではまた男友達とじゃれあうかのように座っていたのをよく見かけました。
その後、生物学の講義でも彼女と一緒になり、なんとなく”あなた、わたしのともだちに似ている”と言って、マーシャの名前を出したら、”わたしの姉さんよ”と言うのです。
雰囲気は全然違うふたりだけど、ちょっと目のあたりが似ているように思いました。
それから時々マリッサと話すようになり、彼女は美容師でもあると聞いて、髪を切ってもらうようになりました。サロンでブースを借りて客をとっているので、働く時間に決まりはなく、夜になってわたしの髪を切ってもらうことも、よくありました。
ふたりきりになるので、お互いのプライベートな話もするようになり、彼女は結婚していて、近年一人娘が水に溺れて亡くなったということを知りました。それ以来、ご主人ともうまくいってないということも。
いつも見ていたマリッサの笑顔から想像できないことでした。
それからは、マリッサがどんなに笑っていても泣いているかに見えて仕方がないのです。
涙を隠すためにむりやり笑っているように見えるのです。
当時こどもがいなかったわたしには、その深い悲しみはどれほどのものかわかり得ませんでした。
別の記事でご紹介したラナ(フィッツジェラルド夫人)の家での遠い昔のこと。ある日、エリック・プラクトンの、不慮の事故で坊やをなくした歌が流れていました。ふたりで何か話していたのだけど、この曲にふいに彼女が涙をこぼして、わたしに涙を見られた照れ隠しにちょっと笑って、涙でマスカラとアイシャドウが流れないように器用に涙を指でぬぐっていたのを思い出します。このときもまだわたしは結婚はしていても、こどもには恵まれていませんでした。親になった今、この曲を聴くとラナの涙を思い出しながら、マリッサのことを思うのです。
それからわたしたちは結婚して、違う街に移り住み、数年経ってこの街に戻ってきました。おてんばが生まれて幼児という年齢に達したころ、マクドナルドで食事をさせているとき、マーシャが小さな女の子を連れて入ってきました。
マーシャに会うのは何年ぶりのこと!
連れの女の子はマーシャの姪で、土曜日ごとに彼女がアイススケートのレッスンに連れて行っているのだそうです。
噂で彼女とリックは別れたという話は耳にしていたけど、黙っていたら、彼女のほうから、わたしの気持ちを察したように、”リックとは別れたの”とさびしく微笑んで言いました。”I missed you"と、無沙汰していたけど、あなたのことを忘れていたのじゃないのよ、と伝えたくて言ったら、惨めなときには人とのおつきあいなんてできる状態じゃなかった、というようなことを嫌味ではなくて、ちょっと笑ってマーシャは言いました。その年の冬は、わたしも出口が見つからないと思うような時期を経験して、人との接触を避けていたので、マーシャのそんな気持ちがわからなくもありませんでした。
そのときは新しい連絡先を聞いて別れ、その年の暮れ、クリスマスカードの交換はしたけど、そのままです。
マーシャのジャーマンチョコレートケーキのレシピです。
マヨネーズケーキ。
オーブンは摂氏180度
砂糖 200g
薄力粉 230g
ベーキングソーダ 小さじ2
ココア 大さじ3
マヨネーズ 250cc
水 250cc
バニラエクストラクト 小さじ1
砂糖、薄力粉、ベーキングソーダ、ココアをボウルに入れて混ぜておく。
マヨネーズ、水、バニラを合わせてよく混ぜたものを、粉類に加えて、ヘラで混ぜる。
オイルを塗った型に入れて、摂氏180度で30分ほど、またはくしをさして乾いていればいい。
(下)わたしが、このケーキに使う型はこんなものです。古いものですけど、重宝しています。もとからふたつに分けて焼くので、焼き上がりはひとつにフロスティングをのせて、もうひとつをのせればいいのです。それぞれについているハネを焼きあがったあとに一周させると、きれいにケーキが台から離れる仕組みです。
わたしはこの型を使っているけど、ふつうの丸型ひとつに生地を流して焼く場合は焼く時間もわたしの場合よりもかかるでしょうし、焼いた後、ケーキを横半分にスライスしてください。
ココナッツ・ピーカン・フロスティング。
エバミルク 250cc
ブラウンシュガー 250g
卵黄 3個分
バター 115g
バニラエクストラクト 小さじ1
ココナッツ 150g
刻んだピーカンナッツ 100g
エバミルク、ブラウンシュガー、卵黄、バターを小なべに入れて弱火でまぜながら加熱する。
沸騰して濃度がついたら、火からおろして、バニラとココナッツとピーカンナッツを加える。
これを冷ましたケーキの間と上にのせる。トッピングは完全に冷めないうちにケーキにのせていいのです。
ピーカンナッツは入手できにくければ、くるみを使ってもおいしいです。
コーヒーにあいます。
冷蔵庫で数日もちます。
マヨネーズの酢とオイルの作用か、しっとりしたチョコレートケーキです。
また、ジャーマンというけど、ほんとにドイツにあるケーキとは思えません。
アメリカ人の作り出したケーキだと推測しています。
今年最後の投稿です。
まだブログを始めて間もないのですが、その間にも新しくお付き合いくださる方ができて、ともだちや家族が読んでくれて心から幸いに思います。
拙い記事を読んでくださってありがとうございました。
どうぞ、これからもよろしくおつきあいください。
皆様もご家族も、良い御年をお迎えください。
そのころ、まだ結婚するまえの夫とわたしは、リックとマーシャとよく週末を過ごしていました。
リックは夫と同じ職場にいたひとで、親しくなる前は、わたしが職場に寄るたびにわたしが視界に入っているのに、いないかのように振舞っていたので、嫌われているのだろうと思っていました。
ひげもじゃの快活にいつも笑っているひとでした。何本ビールを飲んでも、相変わらず豪快に笑っているひとでした。
奥さんのマーシャは、赤毛でそばかすがあって、静かな微笑みを絶やさない、めがねの似合う知的な美しいひと。化粧っ気がありませんでした。どんなに楽しいことがあっても、甲高い声をあげて笑うことはなかったように記憶しています。
当時のわたしたちはまだ若く、リックとマーシャはうんと年上に思えましたが、今のわたしたちくらいの年齢だったでしょう。高校生同士のつきあいで、卒業と同時に結婚したのですから、まだ十代だった新郎新婦です。こどもはなく、そのぶん、お互いをたいせつに思いやっていたように見えました。
年下のわたしたちを湖でのボート遊びや、山のハイキングなどに連れ出してくれたり、お宅でバーベキューをしながら、カード遊びをしたりして、誘われるままに甘えていました。
そのケーキは、変わっています。
スポンジケーキをマヨネーズで作るのです。
あとの水分は水。
スポンジケーキは、卵の泡立てがなければできないと思っていたわたしにとっては、驚きでした。マヨネーズはしょっぱいもの。お惣菜に使うもの、という固定観念もありました。
トッピングは、キャラメルのような味。これもちょっと日本でお目にかかるケーキにはないお味ではないでしょうか。
そのころ、わたしはまだ大学生で、数学の授業をとっていました。日本にいたころは数学は苦手だったのに、こちらでは自信の科目でした。試験のたびに最高点を争っていたのは、日本人のまさるくん、わたし、そしてマリッサ。この講義を担当していた女性の教授はまさるくんの名前を呼ぶときに、”ま”を柔らかく発音して、”さる”にアクセントを置いて呼んでいたので、”さる(monky)”と呼ばれているみたいだと、まさるくんはよく苦笑いしていました。
マリッサは長い髪、長い足、大きな目と口がチャーミングな美人さん。
キャンパスで見かける彼女はいつも誰か男友達と楽しそうに話しながら闊歩していましたし、図書館ではまた男友達とじゃれあうかのように座っていたのをよく見かけました。
その後、生物学の講義でも彼女と一緒になり、なんとなく”あなた、わたしのともだちに似ている”と言って、マーシャの名前を出したら、”わたしの姉さんよ”と言うのです。
雰囲気は全然違うふたりだけど、ちょっと目のあたりが似ているように思いました。
それから時々マリッサと話すようになり、彼女は美容師でもあると聞いて、髪を切ってもらうようになりました。サロンでブースを借りて客をとっているので、働く時間に決まりはなく、夜になってわたしの髪を切ってもらうことも、よくありました。
ふたりきりになるので、お互いのプライベートな話もするようになり、彼女は結婚していて、近年一人娘が水に溺れて亡くなったということを知りました。それ以来、ご主人ともうまくいってないということも。
いつも見ていたマリッサの笑顔から想像できないことでした。
それからは、マリッサがどんなに笑っていても泣いているかに見えて仕方がないのです。
涙を隠すためにむりやり笑っているように見えるのです。
当時こどもがいなかったわたしには、その深い悲しみはどれほどのものかわかり得ませんでした。
別の記事でご紹介したラナ(フィッツジェラルド夫人)の家での遠い昔のこと。ある日、エリック・プラクトンの、不慮の事故で坊やをなくした歌が流れていました。ふたりで何か話していたのだけど、この曲にふいに彼女が涙をこぼして、わたしに涙を見られた照れ隠しにちょっと笑って、涙でマスカラとアイシャドウが流れないように器用に涙を指でぬぐっていたのを思い出します。このときもまだわたしは結婚はしていても、こどもには恵まれていませんでした。親になった今、この曲を聴くとラナの涙を思い出しながら、マリッサのことを思うのです。
それからわたしたちは結婚して、違う街に移り住み、数年経ってこの街に戻ってきました。おてんばが生まれて幼児という年齢に達したころ、マクドナルドで食事をさせているとき、マーシャが小さな女の子を連れて入ってきました。
マーシャに会うのは何年ぶりのこと!
連れの女の子はマーシャの姪で、土曜日ごとに彼女がアイススケートのレッスンに連れて行っているのだそうです。
噂で彼女とリックは別れたという話は耳にしていたけど、黙っていたら、彼女のほうから、わたしの気持ちを察したように、”リックとは別れたの”とさびしく微笑んで言いました。”I missed you"と、無沙汰していたけど、あなたのことを忘れていたのじゃないのよ、と伝えたくて言ったら、惨めなときには人とのおつきあいなんてできる状態じゃなかった、というようなことを嫌味ではなくて、ちょっと笑ってマーシャは言いました。その年の冬は、わたしも出口が見つからないと思うような時期を経験して、人との接触を避けていたので、マーシャのそんな気持ちがわからなくもありませんでした。
そのときは新しい連絡先を聞いて別れ、その年の暮れ、クリスマスカードの交換はしたけど、そのままです。
マーシャのジャーマンチョコレートケーキのレシピです。
マヨネーズケーキ。
オーブンは摂氏180度
砂糖 200g
薄力粉 230g
ベーキングソーダ 小さじ2
ココア 大さじ3
マヨネーズ 250cc
水 250cc
バニラエクストラクト 小さじ1
砂糖、薄力粉、ベーキングソーダ、ココアをボウルに入れて混ぜておく。
マヨネーズ、水、バニラを合わせてよく混ぜたものを、粉類に加えて、ヘラで混ぜる。
オイルを塗った型に入れて、摂氏180度で30分ほど、またはくしをさして乾いていればいい。
(下)わたしが、このケーキに使う型はこんなものです。古いものですけど、重宝しています。もとからふたつに分けて焼くので、焼き上がりはひとつにフロスティングをのせて、もうひとつをのせればいいのです。それぞれについているハネを焼きあがったあとに一周させると、きれいにケーキが台から離れる仕組みです。
わたしはこの型を使っているけど、ふつうの丸型ひとつに生地を流して焼く場合は焼く時間もわたしの場合よりもかかるでしょうし、焼いた後、ケーキを横半分にスライスしてください。
ココナッツ・ピーカン・フロスティング。
エバミルク 250cc
ブラウンシュガー 250g
卵黄 3個分
バター 115g
バニラエクストラクト 小さじ1
ココナッツ 150g
刻んだピーカンナッツ 100g
エバミルク、ブラウンシュガー、卵黄、バターを小なべに入れて弱火でまぜながら加熱する。
沸騰して濃度がついたら、火からおろして、バニラとココナッツとピーカンナッツを加える。
これを冷ましたケーキの間と上にのせる。トッピングは完全に冷めないうちにケーキにのせていいのです。
ピーカンナッツは入手できにくければ、くるみを使ってもおいしいです。
コーヒーにあいます。
冷蔵庫で数日もちます。
マヨネーズの酢とオイルの作用か、しっとりしたチョコレートケーキです。
また、ジャーマンというけど、ほんとにドイツにあるケーキとは思えません。
アメリカ人の作り出したケーキだと推測しています。
今年最後の投稿です。
まだブログを始めて間もないのですが、その間にも新しくお付き合いくださる方ができて、ともだちや家族が読んでくれて心から幸いに思います。
拙い記事を読んでくださってありがとうございました。
どうぞ、これからもよろしくおつきあいください。
皆様もご家族も、良い御年をお迎えください。
by ymomen
| 2006-12-31 05:07
| チョコレート
|
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Comments(12)
Commented
by
morimaman at 2006-12-31 08:54
ちょっと、切なくて、時が経った今はなんとなく懐かしくて、、、
そうやってふと思い出す、今はもうほとんど交流がなくなった
人達。
私たちも誰かにとって、そういう反対の立場にいるのかもしれませんね。
いろいろな思いが今年もまた交錯した1年でした。
momenさん。
よいお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いいたします。
そうやってふと思い出す、今はもうほとんど交流がなくなった
人達。
私たちも誰かにとって、そういう反対の立場にいるのかもしれませんね。
いろいろな思いが今年もまた交錯した1年でした。
momenさん。
よいお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いいたします。
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at 2006-12-31 17:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
こんた
at 2006-12-31 22:37
x
こんばんは もう少しで今年も終わりですね。今日は明日の我が家の新年会の準備で未だにせわしなく動いています。もめんさん、ドンマイドンマイ-!元気出してくださいね。人間悩みはつきないですよ、落ち込んだり嬉しくなったり、でもまたうまくいかなかったり、いろいろあるさー生きてるんだもん。出会いは大切ですね。もめんさんともそうですが、そのときそのときの出会いが僕にも今も大切な思い出で出会いはその時自分が存在していた意味でもあり、とてもいい思い出だったり。。人生を根底から変えるすばらしい出会いもあったり。いい出会いは=思い出。生きていく強さになりますよね。後ほどメール送りますね。ひとまず来年はもめんさんのご家族皆様が良い年を迎えられますように!!
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by
suziej at 2007-01-01 22:59
明けましておめでとうございます。
時差がるので東京は元旦の夜です。
慌しく3週間が過ぎ実家の片付けが終わってのんびりしています。
毎日こんなに素敵な文章が書けるなんて、今まで才能をかくしていましたね。
ゆっくり読ませてもらいました。
今年もよろしくね。
時差がるので東京は元旦の夜です。
慌しく3週間が過ぎ実家の片付けが終わってのんびりしています。
毎日こんなに素敵な文章が書けるなんて、今まで才能をかくしていましたね。
ゆっくり読ませてもらいました。
今年もよろしくね。
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hawaii_oslo at 2007-01-02 05:11
明けましておめでとうございます。
マヨネーズ入りのケーキにはびっくりしてしまいました。ジャーマンというより、とってもアメリカンな感じ?
子供を亡くすってすごく辛い事なんでしょうね。世の中には色々な悲しみがあるのですね。
お料理したり、美しい自然を見たりするのって精神衛生上とても良いと思います。私も今年は美味しいものは自分で作ろう!って決めてます。またレシピなど参考にさせてくださいね。
今年もどうぞよろしくお願いします。
マヨネーズ入りのケーキにはびっくりしてしまいました。ジャーマンというより、とってもアメリカンな感じ?
子供を亡くすってすごく辛い事なんでしょうね。世の中には色々な悲しみがあるのですね。
お料理したり、美しい自然を見たりするのって精神衛生上とても良いと思います。私も今年は美味しいものは自分で作ろう!って決めてます。またレシピなど参考にさせてくださいね。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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ymomen at 2007-01-02 08:25
morimamanさん、
明けましておめでとうございます。
そうですね。
縁あってお会いできる方にも、いつか接点がお互いになくなることありますね。そうなっても、気持ちのいい思いを残したいものですけど、そううまくいかないことも多いのでしょうか。
よいお正月をお過ごしでしょうか。
お節もないお正月です。
こちらで生活を始めてこのかた、作ったことがありません。
morimamanさんのブログには心づくしのお節料理が並んでいるのではないでしょうか。伺います。
良いお年になりますように。
明けましておめでとうございます。
そうですね。
縁あってお会いできる方にも、いつか接点がお互いになくなることありますね。そうなっても、気持ちのいい思いを残したいものですけど、そううまくいかないことも多いのでしょうか。
よいお正月をお過ごしでしょうか。
お節もないお正月です。
こちらで生活を始めてこのかた、作ったことがありません。
morimamanさんのブログには心づくしのお節料理が並んでいるのではないでしょうか。伺います。
良いお年になりますように。
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by
ymomen at 2007-01-02 08:32
こんたさん、
明けましておめでとう。
ブログに来てくれるようになって、またこんたさんに近づけたようで嬉しいです。そうね。いい出会いには、別れもともなうけど、再会もある。それがきょう更新した記事です。
お互い、よい年にしましょうね。
来月には旅にいらっしゃるのですよね。
今年はお会いできるといいです。
明けましておめでとう。
ブログに来てくれるようになって、またこんたさんに近づけたようで嬉しいです。そうね。いい出会いには、別れもともなうけど、再会もある。それがきょう更新した記事です。
お互い、よい年にしましょうね。
来月には旅にいらっしゃるのですよね。
今年はお会いできるといいです。
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by
ymomen at 2007-01-02 08:40
suzieさん、
お忙しい12月、ごくろうさまでした。
伺ったあの夜に、ブログの話が出ていなかったら、今こうしてブログをしていなかったと思います。おもしろい世界が広がりました。
頭のなかのちらばったものを、ひとつひとつ皺をのばしてたたんで、引き出しにしまうような思いで、投稿しています。
わたしは何か、落ち着いて何か整頓したいとき、suzieさんのきれいに整ったお昼のお膳を思い出します。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
お忙しい12月、ごくろうさまでした。
伺ったあの夜に、ブログの話が出ていなかったら、今こうしてブログをしていなかったと思います。おもしろい世界が広がりました。
頭のなかのちらばったものを、ひとつひとつ皺をのばしてたたんで、引き出しにしまうような思いで、投稿しています。
わたしは何か、落ち着いて何か整頓したいとき、suzieさんのきれいに整ったお昼のお膳を思い出します。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
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by
ymomen at 2007-01-02 08:48
hawaii_osloさん、
あけましておめでとうございます。
パリの大晦日はいかがでしたか?
うちの大晦日はいつもの時刻にこどもと就寝しました(笑)。
こどもを失う悲しみ、いる悲しみ、いない悲しみ、いろいろで、それは比べられるものではないですよね。
そうでしょう?
マヨネーズ使うのは、いかにもアメリカですよね。
レシピを参考にして下さると読んで、お菓子よりは、もっと体を元気にするレシピをご紹介したいと思います。
どうぞ、今年もよろしくおねがいします。
パリでは外を歩き回ってらっしゃるよう。
冷え性だとおっしゃるhawaiiさん。しもやけなど、大丈夫ですか?
お元気でお帰りください。
あけましておめでとうございます。
パリの大晦日はいかがでしたか?
うちの大晦日はいつもの時刻にこどもと就寝しました(笑)。
こどもを失う悲しみ、いる悲しみ、いない悲しみ、いろいろで、それは比べられるものではないですよね。
そうでしょう?
マヨネーズ使うのは、いかにもアメリカですよね。
レシピを参考にして下さると読んで、お菓子よりは、もっと体を元気にするレシピをご紹介したいと思います。
どうぞ、今年もよろしくおねがいします。
パリでは外を歩き回ってらっしゃるよう。
冷え性だとおっしゃるhawaiiさん。しもやけなど、大丈夫ですか?
お元気でお帰りください。
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ymomen at 2007-01-02 11:13
鍵さま、
ご自分のことを話して、わたしのことを元気づけようとしているのがわかります。ありがとう。わたしもお力になれれば幸いです。
今年はお引越しなど、転機がおありですね。そのストレスもあるでしょうけれど、応援しています。
どうか、今年もよろしくおねがいします。
ご自分のことを話して、わたしのことを元気づけようとしているのがわかります。ありがとう。わたしもお力になれれば幸いです。
今年はお引越しなど、転機がおありですね。そのストレスもあるでしょうけれど、応援しています。
どうか、今年もよろしくおねがいします。
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by
precious31 at 2007-06-15 20:47
うなずきながら、読みふけってしまいました。いろんなところで、共感させていただきました。
視界に入っているのに素っ気ない態度を取る人は、大抵恥ずかしがり屋さんですよね。リックさんもきっと、そんな人だったのではないかと思いました。
我が子を失った悲しみは、どうやっても癒すことができないと思います。
大好きだったロミー・シュナイダーが、息子が他界したことに耐えられず、自らの命を絶ったエピソードが未だに頭から離れません。当時私はまだ中学生でしたが、我が子を失うことがそんなにも辛いことなのだということを思い知らされました。
「ケーキにマヨネーズ」は、実は私も実践しています。
確かFamily Fun誌に載っていたマヨネーズの宣伝に、レシピがあったので、以来、スポンジをきめ細かくしっとりさせるために必ず入れてます。
長い人生、いろいろありますよね。でもこうして、遠く離れた場所に住む、お顔も知らない方々と共感し合いながら、おいしいものを作り、愛する人たちを喜ばせ、毎日を小さな幸せで埋めながら生きていきたい!・・・この投稿を読ませていただいて、そう思いました。
視界に入っているのに素っ気ない態度を取る人は、大抵恥ずかしがり屋さんですよね。リックさんもきっと、そんな人だったのではないかと思いました。
我が子を失った悲しみは、どうやっても癒すことができないと思います。
大好きだったロミー・シュナイダーが、息子が他界したことに耐えられず、自らの命を絶ったエピソードが未だに頭から離れません。当時私はまだ中学生でしたが、我が子を失うことがそんなにも辛いことなのだということを思い知らされました。
「ケーキにマヨネーズ」は、実は私も実践しています。
確かFamily Fun誌に載っていたマヨネーズの宣伝に、レシピがあったので、以来、スポンジをきめ細かくしっとりさせるために必ず入れてます。
長い人生、いろいろありますよね。でもこうして、遠く離れた場所に住む、お顔も知らない方々と共感し合いながら、おいしいものを作り、愛する人たちを喜ばせ、毎日を小さな幸せで埋めながら生きていきたい!・・・この投稿を読ませていただいて、そう思いました。
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ymomen at 2007-06-16 13:44
preciousさん、
涙。
ありがとうございます。
この記事、わたしにとっては、とても深い思いのあることなんです。
以前おつきあいしていて、疎遠になった方。
決して、否定的な感情を持っているわけではないのに、疎遠になってしまうってことありますよね。
きょう、あるイベントで、15年ぶりに会った友達。
ちょっとの間の再開でしたが、目が合ったとたん、周りが全く見えない瞬間がありました。
彼女とは、あるパーティーでよく一緒に遊んだ時期がありました。
これからお付き合いが再開するかなんてわかりませんが、彼女が元気でいるのがただ、うれしい再会でした。
ロミー・シュナイダー。
美しい女優さん。
ヴィスコンティ監督のお気に入りでしたね。
わたしもFamily Fun、購読しています。
好きな雑誌です。
面白いアイデア、満載ですよね。
涙。
ありがとうございます。
この記事、わたしにとっては、とても深い思いのあることなんです。
以前おつきあいしていて、疎遠になった方。
決して、否定的な感情を持っているわけではないのに、疎遠になってしまうってことありますよね。
きょう、あるイベントで、15年ぶりに会った友達。
ちょっとの間の再開でしたが、目が合ったとたん、周りが全く見えない瞬間がありました。
彼女とは、あるパーティーでよく一緒に遊んだ時期がありました。
これからお付き合いが再開するかなんてわかりませんが、彼女が元気でいるのがただ、うれしい再会でした。
ロミー・シュナイダー。
美しい女優さん。
ヴィスコンティ監督のお気に入りでしたね。
わたしもFamily Fun、購読しています。
好きな雑誌です。
面白いアイデア、満載ですよね。