2024年 03月 19日
春は苦丁茶 |
春になると、そうだそうだ、苦丁茶を、と思うのは、日本で育ったわたしが春の山菜のほろ苦さを求めるからか。
苦丁茶を知ったのは、2007年。
拙ブログに記録しているからで、覚えてはいなかった。
以来、春にも飲むが、ほかの季節にも、体内の洗浄の必要を感じるときに、飲む。
冬眠から目覚めた動物が、山の新芽など、ほろ苦い植物を食べるのは、眠っていた間に溜まった毒素を排泄する本能だと聞いた。
ヒトも寒い季節には脂肪分の多いものを食べる傾向があり、毒素も溜めこむらしいから、そういうものを食べるのは、かなっている。
ふだんから毒素の少ない食生活を心掛けてはいるけれど、苦丁茶を1週間ほど飲むと、からだがリセットされたようで気持ちがいい。
食器洗浄機や洗濯機を、定期的に専用の洗浄剤を投入して空洗いするように、自分の体内を同様にしているつもりでいる。
日常の排泄は、健康に影響が大きい。
尿路感染症になるたび、認知症だった義父は、さらに混乱した。
おそろしい妄想や幻覚を伴うこともあった。
ゲイルのご母堂の認知症の発端は尿路感染症だったとも言っていた。
排泄されるはずの毒素が体内に溜まると、それがまた体の別な箇所へ及ぶとも聞く。
便秘は頭痛や、腰痛、鬱などにもつながる。
ふだんから排泄に問題はなく、頻繁にトイレに通う。
この数日、日に何度その往復をしているか記録したら、少ない日は5、多い日は10回であった。
苦丁茶を飲むあいだは、ことさらその頻度が増す。
大きなティーポットにこの針のような茶葉をたった1本と塩レモン数片を入れて、たっぷりの湯をさす。
よじれて棒状になった葉は、大きいものは数枚巻かれている。
大きいものならポットにひとつでじゅうぶん。
小さいものなら二つほど。
それをどんどん飲む。
空になったら、葉もレモンも捨てずに、もう一度湯を足して飲む。
味は薄くなっているが、風味はまだ残っている。
カップに注いだ茶に殆ど色はない。
苦丁茶のみで淹れると爽やかな緑色になるが、レモンの酸味で色が薄まるのか。
夕方からは、さらに頻繁に飲むので夫とバックギャモンをしていても、たびたび中座することになる。
初めて飲まれる方は苦丁茶の苦さに戸惑われるのが常だが、日本の山菜のほろ苦さの美味に通じるから、すぐに慣れるものだ。
塩レモン入りの水や茶を飲むようになってから、ジムで運動量は変わらないのに発汗量が増えた。
皮膚からの毒素排泄もかなっているということだろうか。
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by ymomen
| 2024-03-19 02:12
| 健康と美容
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